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日記

心待ちしていた『森の響フレンド札響名曲コンサート「日曜日の宗利音(シューリヒト)」』

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数カ月も以前にチケットを購入して待ちに待った本コンサートです。チケットは早々と夏の終わり頃に購入していた程、大好きな「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」の生演奏に心待ちでした。それから数カ月が過ぎ去り、「中島公園」、「札幌コンサートホールキタラ」一帯は晩秋と言うより初冬を思わせる佇まいを見せています。

心待ちしていた「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」の生演奏にわくわくしながら

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『森の響フレンド札響名曲コンサート「日曜日の宗利音」』

指揮 松本宗利音 ピアノ 松田華音 2022年11月6日(日)14:00開演

札幌コンサートホール キタラ

○プレトーク (松本宗利音)

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☆バラキレフ 3つのロシア民謡の主題による序曲

☆チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

Ⅰアンダンテ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーン ー アレグロ・コン・フォーコ

Ⅱアンダンティーノ・センプリィーチェ

Ⅲアレグロ・コン・フォーコ

☆グリンカ 「ルスランとリュドミラ」序曲

☆ムソルグスキー 「ホヴァンシチナ」前奏曲 モスクワ川の夜明け

☆ボロディン 「イーゴリ公」より ダッタン人の踊り

☆ハチャトゥリアン 「ガイーヌ」より剣の舞、子守歌

オーケストラ最後尾に陣取っている打楽器に見せ場があります。ほんの一瞬のトライアングルやタンバリン、木琴そして、ティンパニーが効果的に奏でます。素人目には待っている間に忘れてしまうことはないのでしょうか、等と思ってしまうほどです。

小太鼓のバチの持ち方が両方共に順手でした。子供の頃に左手は逆手と習いましたので、現職の頃もそのように指導してきました。順手の方がドリブル演奏はしやすいと思います。

☆チャイコフスキー スラヴ行進曲

何故か大好きな一曲なので、演奏の終了まで心の中で一緒に口ずさんでしまいました。

*アンコールに応えて

☆チャイコフスキー 弦楽セレナーデよりワルツ

*拍手が鳴り止みませんでしたので、第一バイオリンの女性が床をトントンと鳴らして楽団員に何かの合図を送っています。「後一曲!」か「アンコール曲の名前」かのどちらでしょう?

☆チャイコフスキー 18の小品OP72第18曲「踊りの情景(トレパークの誘い)」

感想を交えながら

今日の座席は二階RAブロックでしたので、残念ながらベースとチェロは死角になり見えませんでしたが、演奏中の指揮者や殆どの楽器演奏の様子は目前で大満足です。バイオリン等の弦楽器演奏者はマスクを着用しての演奏で、未だコロナ禍であることを物語っていました。観客である自身は会場入り口で手指を消毒し二重マスクで入場です。

指揮者の松本宗利音さんは、2019年4月から3年間札幌交響楽団指揮者でした。その後、東京シティ・フィルや読売日本響、大阪フィル定期演奏会他日本各地でご活躍なさっています。一見商社のサラリーマン風?目立つような大袈裟なパフォーマンスがなく、基本に忠実な指揮をなさる方という印象でした。

ピアノの松田華音さんは6歳からモスクワの名門音楽学校で学び多くのコンクールで受賞なさっています。今日のメイン曲「☆チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」では、体全体で巧みに演奏されている様子がよくわかりました。ピアノは指と手だけではなく体全体で・・・、が伝わってきました。曲の強弱で顔の様子も変化しています。体全体が「☆チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」。

今日の演奏会曲目はオールロシア系です。演奏会が企画された時点ではまさかロシアがウクライナに侵攻するとは、夢にも考えてはいなかったと思います。コンサートホールキタラは満席でした。芸術と現在の戦争は切り離して・・・と、考えているからでしょう。全く同様です。歴史的に他国には例を見ないほど名を残している文豪や音楽家の国、ロシアです。

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