日記

円山動物園スノーフェスティバル2020、「さっぽろ雪まつり」の期間に合わせて

「さっぽろ雪まつり」の期間に合わせ、2月4日~11日、「円山動物園スノーフェスティバル2020」が行われていることを北海道新聞の記事で知りました。冬の動物園へ出かけてみたいと考えていましたし、小菅正夫さんのスペシャルトークに興味がありました。小菅正夫さんは、ご存じ前旭山動物園の園長さんで見せる動物園としてリニューアルさせた方、また、NHKラジオ第一日曜日「こども科学電話相談」の先生として出演なさっています。

小菅正夫スペシャルトーク「動物たちの積雪寒冷地適応」

円山動物園参与・小菅正夫さんが「どのようにしてて雪や氷に覆われた寒冷地で動物たちが生きていけるようになったか」について語って下さった。ややもすると、この生活環境を変えよう、より住みやすくしようという傾向にあるが、雪と氷があり続ける札幌の環境を守っていこう、雪と寒さを楽しもうと、考えることが環境を問題へつながっていくようだ。

札幌は北緯43度。ボルネオの上を赤道が通っている。世界の高度都市 人口10万人以上 9位シラキコース アメリカ、8位セントジョーンズ(17万人)カナダ、7位サグネ(15万人)カナダ、6位秋田(31万人)日本、5位富山(42万人)日本、4位山形(25万人)日本、3位札幌(197万人)日本 積雪597㎝、2位旭川(33万人)日本 積雪743㎝、1位青森(28万人)日本積雪792㎝ 「環境を守ろうは、まさしく地球を守っていこう」となる。上位6都市が日本で、それも3位札幌(197万人)日本 積雪597㎝は、これ程人口の多い都市としては驚異的であるそうだ。

体温を保つ恒温動物(哺乳類)は36~42℃を維持する。放熱と産熱のバランスが保たれていて、35℃以下で脳死が起こって死亡する。何故かはよくわかっていない。脂肪組織には、白色脂肪細胞(余分な脂肪を蓄える)と褐色脂肪細胞(余分なカロリーを熱に変えて放出する)があり、新生児は100g持っている。

人は若い頃、男女を問わず50gあるが、年齢とともに男性は一気に減る。2008年ベージュ脂肪細胞が発見された。この細胞は、寒さの刺激で増えるが刺激がなくなると消失してしまう。ベージュ細胞を冬眠する動物は持っていて、徐々に寒くすると良い。2012年ES/ipS褐色脂肪細胞作製に成功。日本人の3分の1は遺伝子に変異があり、褐色脂肪細胞の低下がみられる。

アレンの法則

キツネ:フェネック< キタキツネ< ホッキョクキツネ(ホッキョクグマの残り物を食べる。)音と地磁気を感知できる。生き物は、もともと北と南を感知するタネを持っていて進化した。放熱するための耳介に注目して。

クマ:ツキノワグマ< ヒグマ< ホッキョクグマ

ベルクマンの法則

温暖 南方 ケラマジカ< ヤクジカ〈 ホンシュウ・キュウシュウジカ< エゾシカ 寒冷 北方

北に行くに従ってオスジカの角の数は増えて大きくなっていく。更に、身体そのものの体積が大きく、表面積が広くなるが、熱量に対して放熱量の割合は少なくなる。

温暖 南方 マレーグマ< ツキノワグマ< ヒグマ< ホッキョクグマ 寒冷 北方

冬眠の実態例

ヒグマの春から冬 春、3月下旬には巣穴から出る。数日~2・3週間は食べ物に手を付けないが、その後、ウド、イラクサの若芽、去年のドングリ、カモシカの死骸などを食べる。夏は、フキ、セリ、ウド、イラクサ。夏の終わりには、食料不足となり農作物に依存するようになる。秋になると、食いだめして白色脂肪を蓄え、ベージュ脂肪に変化させていく。冬、冬眠、出産、育児。そういう体のシステムを持っている。

最近、道東では、ヒグマがエゾシカを襲う例が出ている。エゾシカが増えすぎている現実があるが、北海道では過去にエゾシカ、ヒグマ、オオカミが生存していたが、それぞれ増えすぎることはなかく上手くバランスが保たれていた。しかし、エゾシカが増えすぎた実態を見ると、エゾシカを襲うというヒグマのⅮNAが目覚め、人間とエゾシカの区別がつかないヒグマは山で遭遇する人間を襲ってこないとは限らなくなるのではと、警笛を鳴らしていた。

冬眠しているクマ :体温±37℃→±9℃、心拍数±60~90回→10~20回、呼吸数15~30回/分→2~3回/分  覚醒していて眠りは浅い。出産。排泄はしない(窒素廃棄物=尿素は、膀胱壁から吸収され、唾液に分泌。腸内細菌がアミノ酸に変化させ腸から吸収させる)。凄いメカニズム。

シマリス :体温±38℃→±2.8~8℃、心拍数±400回/分→10回/分、呼吸数15~30回/分→3回/分 飲食・排泄する。

ホッキョクグマやエゾリスは、冬眠しない。食べ物がないから冬眠するのであってホッキョクグマやエゾリスは冬の食べ物に恵まれている。恒温動物(哺乳類)は体温が35℃以下になると脳死が起こって死亡するというのが定説であるが、何故冬眠できるのかは、未だ不明である。動物園で実際に冬眠させて、メカニズムについて解明していかなければならないと語る。

これからのイベントについて

アジアゾウスペシャルトーク「ゾウのフン~繁殖に向けた取り組み~」(9日11:00)、オランウータンスペシャルトーク「出産直前報告会」(11日11:00)、カンムリシロムク(11日13:30)が予定されています。

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