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日記

汗だくになって登った「藻岩山」。帰宅後、21年ぶりの猛暑日とわかりました。

投稿日:2021年7月25日 更新日:

北海道にしては珍しく夏日が続き、ところによっては真夏日さえあるほど暑い夏がやってきました。一昨年は湿度も高く暑い夏でしたが、昨年はこれ程でもなかったように記憶しています。午前中ならまだそれ程暑くはないのではなかと考え、久しぶりに「藻岩山」へ出かけてみました。「旭山記念公園」登山口付近はクマ騒動で閉鎖されていますので、「慈啓会病院」登山口からです。

太陽の恵みをいっぱいに受けた樹木がつくる木陰と爽やかな風と

「慈啓会病院」登山口から登って

「慈啓会病院」の丁度真向かいが「観音寺」です。そのブロック塀にピンク色の「ヒルガオ」を見つけました。こんなところにも可憐に咲いているのです。既に下山してきた登山者はよほど暑いのか半袖・短パン姿。でも、虫刺されの心配がありますので、夏でも身支度は長袖・長ズボンです。

登山道に一歩足を踏み入れると、やはり樹木の葉に覆われ爽やかそのものです。涼しげな風さえ吹き抜けているほどです。先日のNHKBS「吉田類 日本100低山」で「藻岩山」が紹介されていました。番組では、丁度、この「慈啓会病院」登山口からの入山で山野草から撮影は春だったのでは、と思われました。

番組で取り上げていた柏の巨樹の横を通り過ぎました。かつてはこの木にエゾリスの家族がいたそうです。今日は見られませんでしたが、野鳥の囀りが響き渡っています。

「スキーリフト跡地」から

この辺りまではなだらかな上りで楽勝。頂上まで凡そ三分の一の地点です。しかし、急な階段が数カ所次々に表れ、結構なきつさを感じ徐々に汗ばんできました。この汗のかき様は状況が異なります。時折、顔を流れる汗が目に入り痛い。いつもなら1時間あまりの道程で頂上へたどり着き、途中の休憩や水分補給は全くしません。脱水症状を起こしてはまずいのではと考え、水分補給しながら歩きました。

何時になく暑さを感じてしまいます。登山道脇に水色と薄水色の「ヤマアジサイ」にほっとさせられました。遠くにも白色の「オオカメノキ」か「アジサイ」が見えますが、写真を撮るには遠すぎます。やっと三分の二地点「馬の背」へ辿り着きました。

「馬の背」から

ここからは殆ど勾配のない平坦な登山道が続きます。ところが、安堵する間もなくゴツゴツとした岩場に替わり、厳しい最後の上りとなりす。この暑さの中を止めておけば良かったのかもしれない、ふと頭をよぎりました。爽やかな森の中とはいえ、体を動かしている分汗だくです。「藻岩山」に登っていて、頂上がこれ程遠いと感じたことはありませんでした。暑く、そして遠いのです、頂上が。

やっと、やっと遠かった頂上へ

やっとたどり着き、ベンチで休憩。何時も一応リュックに入れておき、普段滅多に口にすることはないチョコレートを出してみたところ、十分に?溶けていました。こんなに溶けたチョコレートを見たことはありません。更に、持参した水だけでは足りず、自動販売機を利用して冷えたお茶を購入。

山の頂上に自動販売機とは、便利な世の中につくづく有り難さを感じます。ジーンと冷えたお茶が真夏日登山を物語っていました。

今日の札幌は、21年ぶりのは猛暑日だったとか

帰宅後、夕方のローカルテレビニュースによると、今日の札幌は21年ぶりのは真夏日どころか猛暑日だったそうです。21年ぶりの猛暑日に、汗だくになったその訳がよくわかりました。

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