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日記

早春の「円山」、野生動物たちは雪原に点々と続く足跡を残して

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3月も下旬になりました。日毎に暖かさが増し雪解けが進んでいます。けれども、「円山」登山口辺りまでくると、充分な積雪がありアイゼン付き登山靴で登ります。前回の「円山」登山は一週間前でしたので、今回も「山頂」へ到達できることが目標です。心なしか、新しい「気づき」を密かに期待していました。

春めいてきた「円山」に新しい「気づき」を期待して山頂を目指しました

「北」登山口から山頂を目指して

街中にはほとんど積雪はなくなりましたが、「円山」登山道の積雪量は十分なのでもう暫く冬の「円山」登山を楽しめそうです。登山靴は冬用装備でも衣類が真冬より軽めになりました。

 

山頂から

野鳥の囀り声の中をひたすら進むと、山頂付近の「観音像」(お地蔵さん)が見えて来ました。「ここまで来ると。最後のひと頑張りですよ。」と「観音像」(お地蔵さん)は語りかけているようです。きつくなってきた最後のひと頑張りが、肝心です。山頂の樹木が見え隠れし始めました。

さあ、山頂へ到達。白い雲が僅かにかかっているだけの青空が広がります。お疲れ様!目標達成!今シーズン山頂でずっと楽しませてくれた「雪だるま」は、作り替える方もいないようですっかり姿形がなくなっています。真冬の「円山」山頂のシンボルでした。

少し遠回りをして、あの温度計を覗き込むと−5℃近くでしょうか。山頂は、若干低めのようです。

山頂から眼下に広がる街並みは、晴れてはいるものの雲の方が勝っているようです。

腰を下ろして、西の方向へ目をやるととてつも無く広がる青空でした。

山頂樹木を、野鳥が飛び交っています。「ゴジュウガラ」と「ヤマガラ」、あと一羽の方もカラの一種かと思われますが、よくわかりません。

 

「ゴジュウガラ」

〜 アップで撮れた「ゴジュウガラ」の一枚 〜

我ながら、渾身の一枚になりました。

下山は途中から登山道を変えて

下山は、途中から登山道を変えてみました。最近は殆ど数メートル下の平坦な登山道を利用するのが常ですが、ほんの少しだけ高い登山道を利用してみました。踏みつけ具合から、こちらの利用者が多いように思われました。

登山道の横に並んで野生動物の足跡が続き、不思議な面持ちになりました。まさか一緒に歩いた訳ではないと思いますが、人が歩いた道を野生動物が・・・、それとも野生動物が辿った跡を人間が・・・?この登山道からの展望は、山頂より見晴が良いです。それで、利用者が多いのでしょうか。

樹木の向こうは街並みです。

眼下が一望できます。

野鳥の囀りで樹木の梢を見上げると、「コガラカ」か「ジュウシマツ」が飛び交っています。こちらの登山道は比較的平坦な上、野鳥が飛び交う樹木に恵まれていました。

「エナガ」でしょうか?

「シジュウガラ」とも異なるようにですが「エナガ」でしょうか。

平坦で緩やかな登山道を過ぎると、雪原に突如表れた野生動物たちの足跡です。活動が活発になっている証拠でしょう。

 

大木の根元には比較的大きな野生動物の足跡があり、驚きました。まさか、クマでは?

〜 比較的大きな足跡 〜

 

他の野生動物の足跡もありますが、大きさは先ほどの足跡には敵いません。

歩幅が狭く続いている足跡もあります。

「ノウサギ」かもしれません。「タヌキ」か「キツネ」 でしょうか。二足で続いているので、「エゾシカ」?

「円山」に生息している野鳥や野生の小動物たちにとっても、人間同様に春は活動を始める契機となる時季なのでしょう。つい先日は「エゾリス」を発見して大感動でした。以前、「キタキツネ」にも遭遇したことがあります。札幌近郊の山でありながら日常的な登山で野生動物に遭遇できる「円山」は自然豊かで貴重です。餌付けしたりせず、生息してしているところにお邪魔させて頂いている・わけいらせて頂いているという気持ちで「円山」登山を続けたいものです。

 

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