この時期天候を見ながら、週に数度「円山」早朝登山をしています。樹木や山野草にはお伝えするほど際だった変化は表れません。けれども、記録として特徴のみですが記載していきます。
9月4日(日)晴れ 午前4時半頃登山口へ
昨日から晴天が続き、今日も期待できそうです。日毎に、目に見えて日の出が遅くなって来ました。今朝の日の出は午前5時近くなので、午前4時半頃登山口へ向かいました。先日購入したLEDネックツインライトが、重宝しました。
実は、今日が使い初めです。構造上、二個のライトが点灯すると一地点を明るく照らし、明るさは二段階に調整できます。まだ薄暗い「八十八カ所観音像」登山口の石段を上がると、足元を照らしてくれました。改めて、これは災害時にも使える優れ物であることを確認できました。
大木を切り倒したばかりの生々しい作業跡を通り過ぎ、九合目辺りでやっと日が昇り始めました。頂上付近に進入禁止の黄色いテープが貼られています。山頂で何か事故でもあったのかと思いましたが、人の声がしましたのでそのまま山頂へ。
山頂では
雲の合間から、太陽が顔を出しています。久し振りに見る山頂での朝日です。いつも登頂する度に見られるとは限りません。感動もひとしおです。
黄色いテープについて尋ねてみると、あの木の伐採作業のためらしいのですが、もうすでに終了しているので大丈夫とのこと。先ずは一安心です。
先日、皆さんとご一緒させて頂いた下山です。スマホのグーグルでカメラ画面を名前のわからぬ花などに合わせると検索ができることを教えて頂きました。あの後、草花に興味を持ちながら散策をするので助かっている旨を伝えました。帰宅後の家事を考え、今朝は長居をせず下山です。
登山道には、数少なくなりましたが【アキノキリンソウ】がまだ、健在です。
9月8日(木)晴れ 午前4時45分頃登山口へ
なかなか夜が明けきれず
家を出たのはまだ夜が明け切れぬ午前4時20分頃でしたが、一向に夜が明ける気配はありません。西へ向かって歩き、何の気なしに振り向くと東の空が明るく輝き始めました。けれども、日の出にはまだ早いようです。
薄暗い中で登山口に到着して
LEDネックツインライトで登山道を照らしながら、登山開始です。足元は3.4日前より一層暗く感じます。一昨日、台風11号の強風が吹き荒れのに、落ち葉は目立ちますが倒木などは無く登山道は整然としています。
山頂では、大雪の山なみが見え隠れし始め
山頂が見えました。丁度午前5時頃、日の出を迎えています。ラッキーな気分で日の出の荘厳さに浸りました。今朝の東の空は何時になく澄み渡り、暫くすると大雪の山なみが見え隠れし始めました。いつものメンバーで話に花を咲かせてる山頂での一時です。耳を傾けていると、昨日の早朝は登山道の倒木を片付けながら登頂されたとのことです。有り難い思いになりました。
これまでの中で最高の【日の出】です。
9月10日(土)晴れ 午前4時40分頃登山口へ
たった2日しか経っていませんが、夜が明けるのが遅く感じます。LEDネックツインライトのありがたさを実感しながら登山道を進みました。時折、顔をのぞきそうな朝日が見え隠れします。山頂に到達する前に日が昇ってしまわぬよう急ぎ足になりました。
今日も最高の日の出を
どうやら間に合いました。山頂には、10人くらいの人が日の出を待ちわびていました。午前5時10分過ぎ、日の出が始まり数分後にすっかりお出ましになりました。十勝連邦、大雪山方面、日高連邦全てが眺められ、最高の日の出スポットとなりました。毎回、今日が最高の日の出!と思いつつまた挑戦です。
そして、9月10日(土)は、「中秋の名月」でした。マンションの窓越しに
昇る時の満月はひときわ大きく輝き、微笑みをみせているようでした。コロナ収束とは行かないまでも、もう少し穏やかな日々となりますように。
9月18日(日)晴れ 午前4時50分頃登山口へ
早朝は晴れ間が見えますが、日中は降雨の予報が出ていて、これから2・3日雨が続きそうです。暫く条件の良い早朝登山を望めそうもありませんので出かけてみました。いつもと変わらず、静けさの中の「八十八カ所観音像」登山口です。
白々と夜が明け始め、樹林の中へ朝焼けが差し込みます。太陽が昇る方向が、以前より南に移動しています。僅か一週間くらいの違いでも、その差は歴然としています。山頂へたどり着くと、ラッキーにも丁度日の出を迎える時刻でした。
下山時、今朝はお早いロングスカートさんが上ってこられました。やはりヘッドライトを灯しています。この時刻になると、いつも早朝登山を日課としていると登山者数人と行き交いました。