凍てつく寒さ続きで、体がすっかり冬に馴染んでしまいました。あと数か月はこの寒さが続く北海道です。「円山」登山口付近の沢の表面は厚い氷で凍てつき下を流れる水音しか聞こえません。最近の寒さにも慣れ、沢も例年より速く結氷しています。
「円山」登山で、『I'm happy』な?嬉しい出来事がありました
山頂で野鳥の写真を撮っていると
晴天なので、それ程寒さを感じませんが山頂の温度計は0℃を指しています。
山頂から街並みを眺めていると、仕切りに野鳥の写真を撮っている外国人女性から日本語で声をかけられました。スマホ画面をみせて、円山で写した数種の野鳥について話してくれました。高齢男性登山者も仲間入りし、飛び交う野鳥の名前を教えて下さいました。これまで「シジュウガラ」と捉えていた野鳥は「ゴジュウカラ」で目の周りの色が異なるそうです。飛び交う二種を並べる訳にもいかず、想像しながら納得しました。
本当はいけないことですが
やってはいけないのだけれどと言いながら、指先の小さくちぎったパンを「ゴジュウカラ」が嘴でさっと啄んでいました。有難いことに写真に収めるまで数度試みてくれました。野鳥への餌付けは拙いです。
喉を潤し休憩していると、外国人女性は下山していきました。暫くして下山開始です。途中で先ほどの外国人女性が立ち止まり、またここでも写真を撮っています。挨拶を交わし、そのまま下山しました。
登山口から、「円山公園」入り口方面へ向かっていると
何気なく外国人女性と会話しながら歩いていました。カナダからの大学生で、訪日の合間に北海道旅行をしているそうです。日本語は堪能ですが時折意味が通じず、その度にスマホで確認していました。スマホ同時通訳?「円山」の自然はご自身の研究に関係しているそうです。改めてスマホに収めた数多くの野鳥の写真を見せて下さいました。
昼食時間が迫っていましたので、「札幌で美味しい食べ物は?」と尋ねられ「らーめんかな。英語ではヌードル?」と、カタカナ読み英語で話すので、通じたり通じなかったり。彼女はすかさず、近くのラーメン屋さんへ行かれました。別れ際、「楽しかったです。ありがとうございました。ところで英語では?」と尋ねると「アイアムハッピー(I'm happy)」と教えて下さいました。
登山靴にアイゼンを付け凍結した歩道を歩いていると、「円山」登山帰りの女性から「その靴につけているものは、どこで買っておいくらぐらいですか?」と尋ねられたので返答しました。
「円山」登山にまつわって
「円山」登山そのものより、外国人女性と会話したり登山靴に装着するアイゼンの販売店を尋ねられたり・・・、「円山」登山にまつわる『I'm happy』な日となりました。