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日記

「中島公園」の菖蒲ヶ池は、見事な黄色いハナショウブに囲まれています

投稿日:2020年6月23日 更新日:

先日、5月の中頃「中島公園」へ「フジ」と「キングサリ」の花を眺めに出かけた。両方とも丁度見頃を迎えていた。その美しさに感動し写真に収めていると、花に詳し方が「ベニバナトチノキ」と「オオヤマレンゲ」について教えて下さった。耳慣れない花の名で、「ベニバナトチノキ」は「NHK朝ドラ マッサン」のリタさんがお好きだった花とか。

広い「中島公園」をやっと探し当て、情熱的で真っ赤な「ベニバナトチノキ」。「オオヤマレンゲ」はまだ蕾で、6月上旬にならないと開花しないとのこと。ところが、気がついてみると6月も既に中旬を過ぎ、慌てて出かけてみた。まだ咲いていることを願いながら。

黄色いハナショウブにぐるりと囲まれている「菖蒲ヶ池」

あれから、一月も経ってしまうと、「中島公園」の様相はすっかり変化していた。球根の掘り起こしが終わってしまいチューリップの花の面影など全くない。勿論、すっかり葉が茂っている「藤棚」。感動したのは、「菖蒲ヶ池」で、その名の如く黄色いハナショウブで囲まれていたこと。一般的な青いハナショウブではなく、黄色いハナショウブなのだ。湖面をカモが静かに遊んでいるのどかな「菖蒲ヶ池」。

お目当ての「オオヤマレンゲ」

まだ咲いていた、背丈はそれ程高くはない三本の「オオヤマレンゲ」。既に花の時期は終わっているのではないかと不安だったが、安堵する。花の盛りは勿論過ぎてしまったが、待っていてくれたかのように咲いていた。大振りの白い花で、中心がエンジ色。高貴さを漂わせる初めて見る花。「モクレン科」と注書きに記されていて、「キタコブシ」の仲間だが、咲く時期は「キタコブシ」より遅いようだ。

「キングサリ」を改めて眺める。花は残っているが昨年の写真と比較してみると、木全体がこぢんまりとしていてやはり、一昨年の台風後の痛々しさが伝わってくる。

訪れる度に新しい発見があり

感動に浸りながら、公園内を歩いてみた。この時期、様々な花が咲いている。正直、名前がよくわからない。遠くから、ピンク色の茂みに見える樹木や平たいお皿のような白い花をつけた樹木。今年は幸いと言って良いのか、時間が多く取れるので機会があったらまた訪れてみよう。訪れる度に新しい発見がある「中島公園」。もう少し近かったら良いのにと思わざるを得ないが。

本州は梅雨入りして、梅雨がないといわれる北海道はそれなりにエゾ梅雨の時季。最近は天候が優れず、山歩きは休みがちになってしまう。その分、ウオーキングで少々遠くまで足を伸ばそう。

「中島公園」へたどり着くまで、何と大きなマスク姿の市電に遭遇した。全ての市電がそうなのかと思い数台待っていたが、その後は至って普通の市電しか来ない。マスク姿の市電はあの1台きりだとわかり、返す返すも残念に思う。写真に撮るチャンスを逸してしまったから。

 

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