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日記

「トリック イリュージョン」(北海道立近代美術館にて)

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本州では梅雨の季節に入っています。梅雨のない北海道と言われていますが、雨がちの日が続き鬱陶しい毎日です。「北海道立近代美術館」を訪れ気分転換しようと考えました。現在開催されているのは「トリック イリュージョン」です。美術好きの友人と約束した日も生憎の小雨模様でした。

「北海道立近代美術館」玄関前で待ち合わせましたので、小雨が降る中を前庭散策です。

今ちょうど「ニセアカシア」が白い花を付けています。「アカシア」の前に「ニセ」と付いていますが、れっきとした本物の「ニセアカシヤ」です。偽物ではありませんので、悪しからず。フジの花のように垂れ下がって咲いています。原生林を思わせるような自然いっぱいの中に建てられた「北海道立近代美術館」です。

どんなトリックが隠されているのでしょうか?「トリック イリュージョン」(北海道立近代美術館館にて)

2023年4月22日(土)〜6月11日(日) 開館、9時半〜17時

4月22日(土)から開催され、時間を見つけて是非訪れようと考えていたところ、開催日程が数日となってしまいました。歌川国芳やエッシャーなどによる「だまし絵」や、立体に見えて平面の絵を重ねたものなど約60作品が展示されている「トリック イリュージョン」展です。

「デンタル・トリック」

*パンフレットより:目の錯覚が生み出すイリュージョン、まるで今にも泳ぎ出す?活き活きと描かれた生命

「だまし絵」に代表されるような見る者の目を惑わす作品は、古今東西で制作され多くの人々に親しまれてきました。視覚を欺くトリック、現実にはありえないイリュージョンの世界には、鑑賞者を「!」とさせる驚きや面白さがあり、私たちの心を捉えてやみません。美術家たちは人間の視覚の不確かさや、無意識のうちに抱く先入観と固定観念を逆手に取ることにより、こうした表現を生み出しました。時にユーモラスに、また時に「見るということは何か」を問いながら、多彩な仕掛けを作品にこめてきたのです。

館内の大方の作品は写真撮影はできませんが、「デンタル・トリック」の作品だけは可能でした。下記写真の作品は良くみると沢山のフォークとスプーンでできているのです。光を投影することで自転車の影として映し出されるところがトリックなのでしょう。

沢山のフォークとスプーンの組み合わせで

実際には自転車ではありませんが、沢山のフォークとスプーンの組み合わせで映し出された影が自転車なのです。影の不思議さです。

タンポポ

スクリーンに映し出されたタンポポ。スクリーンの前で人が動くとその動きに刺激され綿毛が飛び交います。何故?という疑問が湧いてきます。

人の動きをキャッチして画面が変化

影が羽ばたく?不思議な仕掛けのアート

鑑賞を終えて

平日にもかかわらず、観覧者は次から次へと後をたたず状態で人気のほどを窺うことができました。この「トリック イリュージョン」は6月11日(日)までと後残すところ数日となりました。その後は、6月12日〜9月15日の間「設備修繕工事のため休館」です。

 

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