ウオーキングをしていると並木道の樹木や草花が目にとまります。園芸種など栽培されている花はもちろんですが、雑草の部類でも珍しくて不思議に思われ通る度に気になる草花があります。
「ミニ大通り散策路」ヨウシュヤマゴボウ
「ヨウシュヤマゴボウ」は外来種の雑草です。花は目立たないのですが、ブドウのように薄緑色の実を付け、秋になるとヤマブドウのような濃い紫色になります。たった一株ですが「ミニ大通り散策路」で見つけた樹木「ミズナラ」の根元に「ヨウシュヤマゴボウ」。
【ヨウシュヤマゴボウ】
「ミニ大通り散策路」と「北海道近代美術館」前庭のアメリカイヌホオズキ
「アメリカイヌホオズキ」も外来種の雑草で、一見小さなナスの花と見間違いそうです。薄紫色の花を付けます。薄緑色の実が赤色に変化していきます。その変化の様子が興味深いのです。「北海道近代美術館」前庭のオンコの木に紛れて生えていた「アメリカイヌホオズキ」は春先に一度刈り取られて終ったのです。
諦めていたところ、茎の部分は刈り取られても根が残っていたのでしょうか。とんでもないところでまた発見しました。オンコの木のすぐ横の垣根から細い枝が伸びて花をのぞかせていました。一度は諦め掛けていたところ、そこは生命力の強さに驚嘆です。
【アメリカイヌホオズキ】
「円山裏参道」の美容室前、ムラサキシキブ
ムラサキシキブは雑草の部類ではなく低樹木です。昨年、美容室の玄関先に紫色の実を見つけムラサキシキブとわかりました。落葉後、今春になり小さな新芽が顔を出しました。密かに通りを歩きながら観察していたところです。
昨年の秋にはかなりの枝を剪定していましたので、新芽が出るのか心配でした。ところが、たくさんの新芽から葉が茂りかわいらしい小さな花を付けました。花はよく見ないと殆ど目立たないのですが。ピンク色がかった白色です。
2021.7.25 目立たない花ですが
【ムラサキシキブ】