ボランティア活動にはこのコロナ禍では思うように参加できないのが現状である。その内容は主に学習支援だが、リスクを伴っている子達にとっては移動すらままならないし、私達の移動さえも限られてしまう。
毎月11日は「イオン幸せの黄色いレシートの日」
微力ながら私が協力しているイオン発寒店での黄色いレシートへの呼びかけ、これも地下鉄利用となってしまう。さらに、食品売り場のレジを過ぎた辺りでマスク越しではあるが、大声で協力を呼びかけなければならない。申し訳なく思いながら、今年の活動への参加は今のところ遠慮させて頂いている。
入り口に備えられている投函箱へお客さんの自主的な黄色いレシート投函をお願いしてしまうだけになりそうだ。昨年は多くの方からご協力を得て合計金額の百分の一を商品券に換算され、ボランティア活動へ還元させて頂いた。昨年のような高額は望めないと思うが、現状では致し方ない。
「千羽鶴」のために急遽、馳せ参じ
急遽連絡が入り、病状が思わしくない子に千羽鶴を贈る為の作業があり赴いた。折り紙の鶴は、とある業者の呼びかけで何と4千羽も集まったのだとか。二つの大きな袋に入れられボランティア活動代表者の所へ送られてきたので、それを種別したり糸で吊していく作業なのだという。
4千羽の折り鶴へ
ご厚意は大変有難いが4千羽と聞いただけで、その後の作業を考えると気が遠くなりそうだ。まず折り紙を赤色、黄色、オレンジ色、青色、緑色と大雑把に分けてから、色の系統で分ける。例えば赤色にピンク系統と赤っぽい模様が入ったのを入れる等、同系色で統一していった。ほかの色も同様に仲間分けをする。あまりの折り鶴の多さと下ばかり向いていたからだろうか、暫くすると頭が痛くなってきた。
その後も色毎に吊すデザインを決めたり糸通しをしなければならず、それを4千羽もと考えると益々気が遠くなりそう。とても今日中に2~3人で終わらせる作業ではない。ボランティア活動代表者は今後の活動をどの様に考えているのかを、今日は聞けずじまい。また、日を改めての作業を行うのだろうか。
何とか少しでも病状を回復してもらいたいという思いは多分にあるし、丁寧に折られた折り鶴から折って下さったお一人お一人の気持ちが伝わり有難い。それに報いなくてはと考えている次第。申し訳ないのだが、私自身今日のところはここまでとさせて頂こう。後ろ髪を引かれつつ。