日記

「北海道立三岸好太郎美術館」は閑静な佇まい、知事公館の庭園内にあります

「北海道立三岸好太郎美術館」は「北海道立近代美術館」の道路を隔てた東側、知事公館の庭園内に位置しています。美術館やコンサートへは暫くご無沙汰しておりましたので、新聞の行事案内で開館されているとわかり訪れてみました。入口の自動ドアが開くと注意書きが目に入りました。勿論、マスク着用で入館、消毒用アルコールで手の消毒、受付では体温の測定、緊急時連絡所記入等と念には念を入れなければなりません。

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かいつまんで、パンフレットより

三岸好太郎は明治36年札幌に生まれ、現札幌南高校卒業後、画家を志望して上京。20歳で「春陽会展」に入選、翌年に受賞し頭角を現した画家です。中国旅行で立ち寄った上海の街並みや西洋人のサーカスに関心を持ち画風が変化していきます。下記「ピエロ」の写真には大きさや迫力が伝わってこないのが残念です。

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間もなく前衛的表現、ひっかき線により表現や抽象、蝶や貝殻をの超現実主義的な作品など短期間に作風はさらに変化します。画風の変化と作品に流れるロマンやおおらかさは札幌ではぐくまれたといわれています。野性的でたくましく内面は叙情的で、北海道的開拓精神を兼ね備えています。その当時、札幌の人口は約10万人と現在の20分の1とは言え、既に近代的な街並みの都市でした。

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生涯とその時代に「生きた・描いた・愛した」人、三岸好太郎(会場設営ビデオより、奥さんの節子さん曰く)

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展覧会 2020.4.24(金)ー7.5(日)「変幻する詩情の花」より

生涯、花を描き続けました。写実的なものから前衛的なものと画風は変化していきます。晩年、「蝶」と「貝殻」の作品が多くなります。病のため31歳で短い生涯を閉じました。僅か十数年、異端の画家として日本近代洋画史を駆け抜けた人生でした。「花」を描いた作品は数多く鑑賞しましたが、三岸好太郎の画風が変化していく作品は独特で個性的です。第一次世界大戦、米騒動、関東大震災と波乱に富んだ時代を駆け抜け、短い生涯を終えた三岸好太郎です。

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「北海道立三岸好太郎美術館」、これからの予定

【2020.7.16(木)-8.30(日)節子がつづる好太郎】、【2020.9.11(金)-11.29(日)ロマンティストの札幌ー好太郎の原点】、【2020.12.19(土)-2021.2.14(日)特別展 札幌国際芸術祭】、【2021.3.4(木)-4.11(日)エキゾチック・イメージー上海から道化へ】

秋には札幌を題材とした作品が展示されますので、是非また鑑賞させて頂きたいと思います。

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やっと、美術館が開園となりました

「北海道立三岸好太郎美術館」へは、今回久しぶりでしたが、過去には何度も訪れています。「蝶」と「オーケストラ」の絵が印象的でした。特に「オーケストラ」はいくつかある中で厚塗りの絵の具に、ひっかき線で多種の楽器と表情の異なる演奏家を描いたその線の巧みさに感動しました。今回、何故、「蝶」の作品がが多いのかが注書きやビデオ放映の中から、全くの素人で生意気にもかかわらずわかったような気がしました。

この四か月間、散歩・ウォーキング、軽登山、夫の施設での面会は一週間に一度15分等と、友人との交流など全くなし状態で過ごしてきました。やっと、美術館や図書館が開館となり少しずつ生活に潤いが出てきたように思います。コンサートはまだ行われていませんが、その機会が訪れることを願っています。

尚、写真撮影には了解を得ております。

 

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