5月も中旬を過ぎました。木々や草花の変化を確かめに「中島公園」へウオーキングです。藤棚の「フジ」と「フジ」とよく似た黄色い花を付ける「キングサリ」に期待しながら。
香しい藤棚の「フジ」と「キングサリ」に期待して「中島公園」へ
「日本庭園」のツツジともえぎ色の葉が美しい木々と
緊急事態宣言が出され、諸施設が休館中です。「中島公園」の「日本庭園」は?と思いましたが、開園されていてほっとしました。入り口付近の「ボケ」が、これ程の赤はないだろうと思うほどの真っ赤な花を今が盛りと付けています。そして、静寂の中に一面の「ニリンソウ」の群生地。その中に目立たぬように数輪の可憐な「スミレ」が。
「ハルニレ」の巨木の脇に可愛らしい「レンゲツツジ」。葉が赤みを帯びた「ヤマモミジ」の巨木。その向こうのもえぎ色の木々が美しく湖面に映し出されています。
国指定重要文化財「八窓庵」(旧舎那院忘荃)
何度も訪れていましたが、これまで「八窓庵」の注書きを読んでもいませんでした。改めて読んでみたところ江戸時代に建てられた建築物、「国指定重要文化財」なのです。
注書きを要約してみると
江戸初期の大名で茶人の小堀遠州(1579-1647年)建てたと伝えられている茶室。滋賀県長浜市で数回にわたり所在が変わり舎那院の境内にあった大正8年(1919年)に札幌在住の持田謹也氏所有となり札幌市内に運ばれた。昭和11年(1936年)には北海道内で第一号の国宝に指定され、昭和25年(1950年)国指定重要文化財となった。
期待していた「藤棚」の「フジ」と「キングサリ」、少し早すぎたようで
期待していた「藤棚」の「フジ」の花はまだ小さな蕾でした。一昨年の強風で枝が傷んでしまった「キングサリ」は昨年より花の蕾が減ってしまったように思われます。また日を改めて訪れてみます。
「菖蒲池」の土手にカモが休んでいて
ふと見ると「菖蒲池」の土手にセーターかトレーナーの忘れ物かと思われるようなフワフワしたものがあります。
忘れ物?と近寄ると、何とカモのつがいです。かなり接近しても逃げようとしません。「菖蒲池」の若いカモは人間に敏感に反応しますが、太めのカモ?は人慣れしているようです。何も危害を与えないと確信しているのでしょうか。同様にカメラを向けていた方と納得してしまいました。人間社会はコロナ禍で人との交流を避けビクビクしているにもかかわらず、羨ましい。
「中島公園」を一周し、「ホテルライフォート」方面から帰路につきました。珍しい黄色い花の「ツツジ」に見送られながら。