日記

「円山動物園」待ちに待った開園です

投稿日:2020年6月6日 更新日:

6月3日の「円山動物園」、待ちに待った開園です。けれども、当面は全面開園ではありませんが、屋外で動物たちに会うことができます。子供の頃の動物園というと、勿論このようなスタイルだけでした。最近は生態そのものを見せる動物園に多くが変化してきています。

入り口には、ソーシャルディスタンスと注意書きがあり、マスクを着用し手の消毒をして入場します。思いの外、待ち焦がれていた人が多かったのか、お互いに近寄りすぎないようにしながらの見学となりました。

人気もののゾウたち

今日は左回りに歩くことにしました。最初の猛禽類舎にタカやワシがいて、高い空を飛びたくないのかなとふと考えてしまいました。間近にくちばしを見ると大きて鋭く精悍です。本来は鋭い眼光とそのくちばしで獲物を捕らえる素早さ、この檻の中でまだそれを維持できるのでしょうか。

ゾウ舎では4頭のゾウが外にいて、いつまで見ていてもも飽きない不思議な癒しを感じました。ゆったりとした動きが良いのでしょうか。何故かゾウはバックスタイルが多く、横向きのシャッターチャンスを逸してしまいます。

ゾウは相変わらず人気もので、じっと佇んで眺めている人が多く私もその中の一人。母親と娘の親子ゾウは未だ仲良しでいつも寄り添っています。オスのゾウは放れていて孤独を味わっているかのように思われます。

モンキーもダイアナとなると美しい

モンキー舎のダイアナモンキーの美しさには驚かされました。お亡くなりになられたあのイギリスのダイアナさんは凄くお美しい方でしたが、同じ名前のダイアナモンキーも負けず劣らずの美しさです。モンキー、サルというとサル山のサルを連想してしまいますが、モンキーとは言え、別格です。

いつもなら素通りしてしまうエゾシカに懐かしさを感じてしまいました。以前の居住地近くの公園には野生のエゾシカが普通に出没していて、特に害を与えるわけでもなくごく身近な野生動物だったからです。

ラッコのもぐもぐタイム

丁度モグモグタイムのラッコ、間近に飼育員さんの手から餌を食べる様子を眺められました。数頭のラッコには順番があるようで争うこともなく餌を食べていました。賢いと言って良いのか訓練されているからなのか周りを見て判断しているのか、人間は学ぶべき状況?でした。あの巨体が水に飛び込む時のしぶきが物凄い。

急に夏を思わせるような暑さにさすがのホッキョクグマは、何故か同じ行動を繰り返しています。何か意味があるのでしょうか。本能的に北極の氷の大海原を想像しているのかもしれません。

「三密ですよ。」と声をかけそうになったフラミンゴたち

集団で過ごしているフラミンゴには「三密ですよ。」と、声をかけたくなるほどです?かなり寄り添いながら行動しています。このような習性なのでしょうか。近くで語り合っていて羨ましい。今、濃厚接触は御法度な人間社会、この光景を見るにつけ早く友人たちと気ままにお喋りがしたい思いで一杯です。

真っ赤なトキのつがいがいて、遠くから眺めても眩しく赤が目立ちました。綺麗な朱色の赤です。これをトキ色というのでしょう。

キリンが外で餌を食べています。下から見上げると一段と背が高くなったように思われます。キリンにも会えるなんて嬉しい日。

グルッと園内を一回りしましたが、進入禁止になっているところが多く注意書きとロープが目立ちました。致し方ありません。動物園で久し振りに動物たちに会うと不思議に、懐かしい知り合い、知人、友人に会ったようなそんな心境になってしまいました。

夏の花ハマナスが遊歩道に彩りを添えていました。子供の頃、ノボリフジといっていた懐かしさを感じるルピナスも夏に咲く花です。フジの花が下から上へ伸びていくように咲くのでノボリフジという俗名があるのでしょう。垂れ下がるフジを全くそのまま逆さまにしたような花です。

昨日は「円山」登山、今日は「円山動物園」散策と「円山」三昧の二日間となりました。

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