DSC_2504

日記

初めて知りました、「鬼灯」は和名でホオズキ

投稿日:2020年9月5日 更新日:

夏の終わりの散歩道に涼しげな水色の花を見つけました。よく見ると既に実を付けています。その実はどう見てもホオズキです。けれども良く知っているホオズキの実とは大きさも色も違うのです。かなり小粒で淡いクリーム色をしています。

実はどう見てもホオズキなのですが

調べてみたのですがが、花の色が水色のホオズキはなかなか見つかりませんでした。

ホオズキ

ホオズキ(酸奬)は和名で「鬼灯」ナス科 ホオズキ属多年草 原産地東アジア 開花期6月~7月、観賞用と食用とがある。観賞用は実を包む袋も実も赤か濃いオレンジで食用は黄色い実。一般的な観賞用ホオズキは初夏に淡いクリーム色の目立たない花を咲かせ夏にオレンジ色の実を付ける。

袋状の部分はガクが生長したもので、ミニトマトのような実が一粒入っている。観賞用と食用とがあるのは知っていて、いずれも馴染みのあるごく一般のホオズキについて記されていた。

「鬼灯」は、ホオズキと読みます

「鬼灯」をどのように読むのか、どのような植物なのかを調べまさかホオズキとは。そのまま読むとキトウ。それにしても、ホオズキを和名で「鬼灯」とは。人生○十年、初めて知りました。見た目から、文字と呼び名を合体させた当て字なのでしょうか。どなたが命名なさったのか。一頃、話題になっていたキラキラ名前のようで、昔もあったのですね。見方を変えると、捉え粋といえば粋ですが。

「鬼灯」花言葉

我慢、心の平安、偽り、ごまかし、不思議、自然美、半信半疑等。実の中身は空洞なので見掛け倒しの「鬼灯」の実が花言葉の由来になっています。「鬼灯」は丁度お盆の時期に飾られることが多いが、北海道育ちの者にとって、そのような風習はなかったように記憶しています。灯籠流しの提灯に例えられているようで。

東京浅草では「ほおずき市」があり、観音様のお礼と同じ意味。雷よけ、薬効があるとも。

水色の花を咲かせ小粒の実を付けるホオズキ

これに関しては、情報は得られませんでした。散歩中、通りすがりに植えられているのを二カ所見つけました。立派なマンションの玄関先と小間物屋さんの店先です。園芸用に品種改良されたものかもしれませんが、定かではありません。

フウセンカズラ

個人のお宅の玄関先にまだ緑色した実をたわわに付けている鉢物がありました。つる性、花は白色で小さい。同じ品種なのかどうかは定かではありません。という疑問が残り図書館に赴き調べてみたところ、非常によく似た「フウセンカズラ」とありました。成るほど、花と葉はホオズキとは異なりました。

フウセンカズラ(風船葛) ムクロジ科 花は白色で小さい。

花屋さんの店先で調べてみましたが

花屋さんの店先には、園芸用のナス科植物でナンバン系の濃い紫色の葉と実、色とりどりの実を付けるものが売られていました。小品で色合いがよく観賞用には打ってつけです。ここでも水色の花を咲かせるホオズキは見当たりませんでした。

 

-日記
-,

Copyright© コマクサ|札幌円山近郊山登りとお勧めスイーツと雑記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.