日記

北広島市、JR北広島駅と元小学校の校舎が地域交流施設として

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友人に誘われ北広島市を2年ぶりに訪れてみた。北広島市は教員の最後の赴任地であり、夏場は自家用車通勤、冬場はJR通勤をしていた。友人との待ち合わせ時刻には少々時間があったのでJR駅の周辺を歩いてみた。私が担任をしていた保護者の歯科医院、レストラン、美容院、居酒屋の看板を目にし懐かしさがこみ上げてきた。

再び駅の広い憩いの場のベンチに腰掛て友人を待った。このスペースで催し物が行われていることもある。広々とした空間に置かれたベンチは高齢者の憩いの場であり会話がはずんでいるグループがあった。掲示板にはコンサートやサークルの案内などが掲げられていて、駅はちょとした交流の場となっている。このような駅をあまり見かけないのではと思った。

ランチをとってから、私が赴任していた元広葉小学校を目指して歩いた。この方向は上り坂で距離もある。
団地の中に4つあった小学校は2校ずつ統合され、現在は小学校2校と介護施設を含めた地域交流施設2つに生まれ変わっていた。
私が赴任していた元広葉小学校は十数年前から空き教室を既にディサービスとして活用していて、その頃から先見の目があり少子高齢化対策の先取りそのものであったと思う。

北広島市はなだらかな丘陵地帯を宅地造成したところなので、坂道が続く。
元緑陽小学校だったところまで歩いてみた。地域交流施設としてカフェも併設されていたのでそこで休憩をとることにした。中に入るとちょうど生演奏中で洒落た演奏が聞こえてくる。
外観は小学校そのままの建物であるが、あの教室や職員室はいずこへ。中は元小学校のイメージは全く無くリメークされていた。
窓の外を眺めながら友人と会話をしていてふっと後ろを振り返ってみると、それぞれ思い思いに語り合い寛ぎ満席状態である。スタッフの方々はお元気な高齢者、お客さんは若い方から高齢者まで。地域に根ざした介護施設を含めた地域交流施設はこうなのだとつくづく思った次第だ。友人は近くに自宅がありこのカフェでも知った方が多く羨ましい。

「少子高齢化」と巷では何かとマイナスのイメージが付きまとっているが、それぞれの地域の特性を捕らえプラス思考で考えていってはと、思う。
北広島市は2023年に向けた「日ハムボールパーク」構想が動き出している地である。

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