「豊平公園緑のセンター」で、ピンクや赤・紫などカラフルな葉や緑の葉に白や黄色の「斑(ふ)」入りの観葉植物が展示されています。冬の真っ只中ですが常夏の花々の愛らしさを求めて、早速出かけてみました。
色鮮やかなサツキやツツジの花がお出迎えです
○アオギリ科 ドンベヤ ウォッキー
幸い、今日の日中最高気温は+4℃と時折湿り気のある粉雪が降ってきますが気にもせず片道約1時間の道程を歩きました。「豊平公園緑のセンター」の入口で、色鮮やかなサツキやツツジの花のお出迎えがあり疲かれが飛んでしまいました。
そこは、束の間の常夏?です
○シンビジウム キャンドルナイト
春を一気に飛び越え夏、常夏の観葉植物の華やかさでいっぱいです。珍しく実を付けているミカンの木がありました。
○ツバキ 百合絞
「カラーリーフ展」開催中の会場2階へ
カラーリーフ:観葉植物の中でも赤や黄、紫等色彩豊かな葉物植物や斑入りと呼ばれる葉に模様のある植物の総称で、熱帯や亜熱帯の原産が多い。(会場の注書きより)
○サトイモ科 アグラオネマ シルバークィーン
○サトイモ科 ディフェンバキア カミーラ
斑入り:2色以上の色の異なる部分が存在し模様をつくっている現象。緑 クロロフィル(葉緑素)がある。黄 突然変異などでクロロフィル(葉緑素)が欠失し隠れていたカロテノイドが発現した部分(会場の注書きより)
○ユリ科 斑入りキダチアロエ
○クワ科 斑入りインドゴムノキ
赤や紫の色素:赤いアントシアニンを持つ部分。太陽光に当たると葉色がはっきりと現れる。(会場の注書きより)
○コルディリネ テルミナリス
カラテラは夜眠る:夜になると葉を上に立て葉を閉じて眠るようなしぐさをする(休眠運動)。葉裏の紫色が映え、昼とは異なる姿を見せてくれる。(会場の注書きより)
楽しい体験で初めて知ったこと
斑入りの「アロエ」や「ゴムノキ」をこれまで見たことはなく、初めて知りました。「豊平公園緑のセンター」は、春というより一足も二足も夏を先取りしたオアシスです。どうやら明日からはまた冬に逆戻りしてしまいそうな札幌。束の間ですが、冬であることをすっかり忘れさせ常夏に触れることができた一時です。また、現実に戻り真冬の寒さの中を家路につきました。
ツツジ・サツキ・アザレア、似ていますが、違いは?
「豊平公園緑のセンター」入口の花々は果たして?これまで疑問に思っていましたので調べてみました。ツツジ・サツキ・アザレアの違いがはっきりしていなかったのです。
ツツジ
ツツジ科ツツジ属 葉は柔らかく裏に毛が生えている。4月~5月に開花し花は大ぶりで先端が五つに分かれている。花の色は赤・白・ピンク・朱色・紫。
サツキ 正式にはサツキツツジ
ツツジ科ツツジ属(ツツジの一種) 葉に光沢がありつるつるしたさわり心地。5月頃から開花するので、「皐月(さつき)」サツキと言われている。花は小ぶりで色は赤・白・ピンク・オレンジ。
アザレア アザリア、別名西洋ツツジ、オランダツツジ
タイワンツツジという品種をベースにベルギーで品種改良され日本に持ち込まれた。開花は4月~5月。花の色は赤・白・ピンク・オレンジが多い。