現職の頃、卒業生を送り出した後にその保護者の皆さん、特にお母さん達との交流がランチ会という形で未だ続いています。卒業生を持った機会はいくつもありましたが、一つ消え、二つ消えしている間に、三十数年間も続いている会があります。ご病気やお亡くなりになったという理由で人数的には少数になりました。
コロナ禍で今年の開催を危ぶんでいたところ、幹事さんとの打ち合わせにより10月末から感染者数減少傾向なので思い切って行うことにしました。年に一度の貴重な交流会です。
コロナ禍が多少落ち着いた頃を見計らって、千歳市で「ランチ会」
札幌在住となったため、在職していた小学校所在地千歳市へはJR利用となります。キタカカードを改札口でタッチしたところ、札幌と千歳間が970円にもなっていて驚きでした。赤字のJR北海道では唯一黒字路線新千歳空港札幌線です。念には念を入れ通勤通学時間帯を避け混み合うことが少ない普通電車に乗車です。幸いにもシートに一人座っているかどうの空きようで、二重マスクにして座りました。
窓の外は、快晴の青空ですが窓ガラスの汚れと直射日光で景色が曇っています。向こう側の席に座れば良いものを、10月半ばに北広島市の友人達と巡った完成間近の「エスコンフィールド」を一瞬でも眺めたかったのです。電車は札幌を出発し20分ほどで通過しました。「エスコンフィールド」は、一月前より更にできあがりつつあります。
恵庭市を過ぎ、7年前まで住んでいたところです千歳市到着です。駅ビルの商業施設は様変わりしていましたが、駅前に出ると変わらぬ光景が目に飛び込んできました。
今日のランチ会場は駅に程近い「山の猿」です。居酒屋ですが、昼間はお手軽なランチメニューが豊富に取り揃えられています。
寿司御膳 華6貫899円（天ぷら、蕎麦、茶碗蒸し、お吸い物付き）に決めました。
生寿司は、マグロ、イカ、サーモン、シメサバ、甘エビ、トビッコと嫌いなものはありません。
天ぷらは、エビ（食べ応えのある大きなエビです）、ピーマン、マイタケ（天ぷらにすると格別です）
蕎麦（冷たい蕎麦か暖かい初秋蕎麦かを選べます）
茶碗蒸しとお吸い物
ホットコーヒー110円（食後とはいえこのお値段ですが、味は美味しかったです）
食事時間は、黙食で一気に終わらせてしまいお喋りに専念です。それぞれコロナ禍でマンネリ化していた日常にささやかな潤いを得たようです。二時間があっと言う間でした。女性のストレス解消はとりとめの無いお喋りが一番です。その後、車で千歳市内をほんの少し巡って下さいました。
シャッター化した商店街に唖然として
子供の頃、あんなに賑わっていた商店街はシャッター通り化し人影は全くありません。よく利用した友人が経営していた洋品店も閉店していましたので、ショックそのものでした。そのまま友人宅を訪れたところ、不在でした。連絡を取り合っていなかったので仕方ありません。
若干ですが増えつつある千歳市の賑わいは郊外へ流れて
支笏湖道路、36号線と車で行き来していた生活道路沿いの変わりようには唖然としてしまいました。人口減少が問題になっている北海道の中で、若干ですが増えつつある千歳市です。それでも繁華街と言われた商店街の空洞化。賑わいは宅地開発された郊外へ流れているのでしょう。ドーナツ化現象とは言え、どうしても大型店は立地条件から郊外へ。人の波もそれに沿っていきます。