一日三食のうち一食はパンにしている私です。パンが大好きなのです。
書店で、「フライパンで作るパン」の書籍を見つけたのは昨年、お正月が過ぎた頃でした。
「あら、フライパンでパンが作れるなんて。」
適当なフライパンを探して
早速、ちょうど手ごろなフライパンを買おうと思っていた時でしたので、パンも焼けるし他にも使える一石二鳥の深めのフライパン探しが始まりました。ホームセンターやデパートと数件回りましたがありません。
ところが、何とたまたま入ったドラックストアーで見つけたのです。ドラックストアーでフライパン。直径20cmで深さ12cmの外側が赤くてかわいいフライパンです。
イーストも買い、後は強力粉を買って、さあ始めよう。
フライパンを買ってはみたものの
さて、この辺りで数か月が過ぎていました。昨年は、その後、春先から冬を迎える頃まで体調不良に見舞われ、気力と体力がパン作りどころではなくなっていったのです。そのフライパンは深さがあるので、油跳ねを防ぎ炒め物には重宝していましたけれど。
やっとパン作りです
月日は流れ今年です。最近の「北海道新聞」に「フライパンで作るパン」の記事が載っていました。
「あっ、このフライパンは私のと同じ。パンを焼こうと思って買ったあのフライパン。さあ、焼いてみようか。」というわけで用意していなかった強力粉を購入し、「道新」のレシピに従ってやっと作ってみたのです。
「う〜ん、ほんのり甘くもっちりしていて美味しい。欲をいうと、膨らみ方が足りないけど。」
「とうとう初パン作り、まずまず成功。やったね。」と一人でほくそ笑んでいます。
なかなか美味しいパンができ上がりました
ここまで一年もかかつてしまったのです。
「一年がかりのパン作り」とは、粉とイーストなどを混ぜてこねから一年ねかしたというわけではありませんでした。
パンはお店で買うもの、もし家庭で作るとしてもこねたり何回もねかしたりオープンで焼いたりと手間のかかるものと、決め込んでいました。
しかし、気力と体力の問題で私は1年がかりでしたが、意外にシンプルにできることがわかりました。それもフライパンで。さらに、手作りすると味も形も個性的なパンが出来上がります。
そこがおもしろいところです。
次回には、北海道産の小麦粉を使い、ねかし方を工夫しもう少しきめ細やかなパンに挑戦してみようと思っています。