暖かな日差しのもと、雪解けが進み足元は歩きやすく街中では長靴やスノーブーツ姿は見かけなくなりました。けれども、山間部の「円山」では充分な積雪が予想されます。やはり「円山」登山口「円山公園」内は積雪状態でした。登山靴に持参したアイゼンを装着です。
まだ積雪がある「円山」へ、登り下り共に「北」登山口を利用して
「円山」登山道は、踏みつけられた堅雪というより殆どアイスバーン状態でしたが、アイゼンを装着していましたので足をとられる心配は全くありませんでした。
「エゾリス」が忙しなく活動していて
稀に「エゾリス」に遭える大木の横を何気なく通り過ぎようとすると、サワサワと不規則な音が耳に入りました。木の葉は落葉していますので、葉が風がそよぐ音ではないようです。立ち止まって眺めていると、いました「エゾリス」です。忙しなく「クルミ」を食べています。暫く見入ってしまいました。
この写真のどこに「エゾリス」がいるのかがわかりますか?
アップで撮してみると
盛んに「クルミ」を食べています。
滅多にこのような写真を撮ることができませんので、感動しました。
「エゾリス」と可愛らしい目が合ってしまいました。
それでもひたすら「クルミ」に夢中です。食事の邪魔にならないように静かにその場を後にしました。程なく「円山」山頂です。
「円山」山頂
いつも変わらぬ、「円山」山頂からの街並みです。あの岩場に溶けかけた一個の雪玉がありました。
雪を被っていた「山頂」の岩場は顔を出し始めました。
晴れ渡った青空に聳えるような樹木。
山頂に花束が・・・
生花の花束もありましたので、想像が膨らみます。もしかして、「円山」山頂で結婚式?その花嫁さんの花束でしょうか?鮮やかなピンク色の「ディジー」と黄色にほんのりとピンク色ががった「スイトピー」の花束です。凍ったり萎れ切っていませんので、昨日か今朝のように思われるのですが・・・。
あれこれと想像を膨らませながら下山して
下山時、「エゾリス」がいた樹木の前で立ち止まり暫く待ちましたが、一向に音沙汰はなく表れる気配もありませんでした。ほんのいっときのでき毎だったのでしょう。「エゾリス」に遭え、山頂には春の花の花束があり・・・、ラッキーな今日の「円山」登山でした。低山で短時間で山頂を目指し、ただ登って下るのではなくその度に新しい発見や体験があります。登山靴にアイゼンを装着すると暫く登山が楽しめそうな「円山」です。