コロナ禍でもあり、コンサート関係は人が多く集まるところという先入観で控えていました。定員60名、「道新プラザDO・BOX」で開催される前回のコンサートVoL・40を知りました。感染対策が施されしかも少人数でアットホーム的なコンサートでしたので、引き続きチケットを購入し二回目の「街なかコンサートin大通VoL・41」です。
街なかコンサートin大通 歌(ソプラノ)&クラシックギターの協演 VoL・41 2022.7/31(日)開演15:00 道新プラザDO・BOXにて
◎川島沙那 歌(ソプラノ) 北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。北海道教育大学大学院修士課程修了。コンクールにて受賞多数。現在、北翔大学大学音楽科非常勤講師。
◎佐藤洋美 ギター 東京・大阪等でコンサート活動を続け、札幌に拠点を移し演奏活動を精力的に行う。現在、札幌大谷大学芸術学部音楽学学科非常勤講師。
『本日のプログラム』
第1部【歌&クラシックギターduo】
○歌の翼に FメンデルスゾーンB
○アヴェ・マリア Fシューベルト
○スカボロー・フェア イングリッシュバラード
○小さな空 武満徹
【クラシックギターsolo】
○戦場のメリークリスマス 坂本龍一
季節柄、合わない曲?ですが、「津軽海峡冬景色」も季節を問わず歌われていて・・・と、笑いを誘いながら演奏を始めました。
第2部【歌&クラシックギターduo】
○オーラ・リー アメリカソング
○グリーンスリーブス イングランド民謡
○サリー・ガーデン アイリッシュ民謡
○広い河の岸辺 スコットランド民謡
朝ドラ「マッサン」の主人公エリーが再び帰郷することがなかった故郷スコットランド民謡です。ドラマの随所によく流れていた曲です。
○アルハンブラの思い出 Fタレガ(サラ・ブライトマン版)
ギター独奏曲としてお馴染みの曲です。前回は佐藤洋美さんがソロ演奏されました。サラ・ブライトマンさんが歌詞を付けられ独奏曲となりました。ギター伴奏によるソプラノ独奏として聴くことができました。ギター演奏は抑え気味でしたので味わい深かったです。
○ネッラ・ファンタジア Eモリコーネ(サラ・ブライトマン版)
上記同様です。
曲毎に演奏者の曲に対する想いなどを語られ、川島沙那さんと佐藤洋美さんのお人柄が伝わってきました。聴く側にとって曲を重ねる毎に川島沙那さんの声が艶を帯びてきたのがわかりました。観客は中高年者が多く、それなりのマナーを心得ています。次回も是非・・・と、思わずにはいられませんでした。
「道新プラザDO・BOX」で開催された前回のコンサートVoL・41を視聴したことで、感染対策を施された他の演奏会にも足を運ぶことができるようになりました。「札幌コンサートホール」での混声合唱団演奏会。演奏会ではありませんが、友人に誘われた「札幌芸術劇場」でのバレエ公演です。行動範囲が少しずつですが広がりつつあります。あくまでも、ワクチン接種とできるだけの感染対策を施しながら。