日記

藻岩山は10月中旬の絶景紅葉と黄葉日和

投稿日:2019年10月24日 更新日:

藻岩山登山口へのアクセス

「慈啓会病院登山口」へは、地下鉄東西線 円山公園からJRバスに乗り換える 「ロープウェイ線」循環円10か循環円11に乗車し「慈啓会病院」下車。「旭山記念公園登山口」へは地下鉄東西線 円山公園からJRバスに乗り換える 「旭山公園線」円13に乗車し終点「旭山記念公園」下車。乗用車ではどちらも無料駐車場がある。他に「スキー場登山口」「北の沢登山口」へは、何れも乗用車の利用で。「小林峠登山口」へはバス利用可。

「旭山記念公園登山口」から登って

「慈啓会病院登山口」から登るより登山時間はこちらの方が若干かかるがバスの時間帯が合っていたので、紅葉と黄葉を楽しもうと「旭山公園登山口」から登ることにした。JRバス「旭山公園線」は高級住宅街を巡る。終点「旭山記念公園」で下車した。途中で下車した人が多かったのか、気が付いてみると終点で下車したのは二人だけだった。

私と同じ様ないでたちでやはり登山風の中高年女性。登山靴の紐の具合を確かめ出発する。登山口から足を一歩踏み入れるや否や、「うわあ、奇麗。」の感嘆の声が出てしまった。10月中旬はやはり紅葉の盛りで、黄葉がとにかく美しい。

足元の落ち葉をかさかさと踏みしめ、木々の黄葉の中を進む。写真に残そうとあちらこちらに向けてシャッターを押す。今日は祝日なので、登山者が多い。登り始めは急な階段状の坂道が続き、すぐに写真撮影どころではないと自分自身を戒める。

小林峠との合流点で

さあ、呼吸を整え歩いていくしかない。このコースはアップダウンを繰り返す。「登りなのに、どうして下りがあるの。」と、一人でブツブツ言いながらひたすら進む。登りに下りがあると言う事は、後半かなりの登りが続くことになる。

トレイルランニングの若者達が次から次へとやって来た。「えっ、どうして走りながら登ったり下ったりできるの。こちらは、歩きでやっとなのに。」と、呆れるというより驚きである。トレイルランニングの若者達は「今日は登山者が多いね。」などと逆の事を言いながら走り降りてしまった。この辺りまで来ると、紅葉を眺めるゆとりは全くなし。

つくづく先に写真を撮っておいて良かったと思う。そうこうしている間に、小林峠との合流点にやってきた。ここで三分の一くらい。「まだ、三分の一か。」と、気を落としそうになる自分がいたが気合いを入れ直し、ただ黙々と歩く。

頂上まで後一頑張り

「慈啓会病院登山口」からの合流点馬の背分岐だ。ここで三分の二。休憩には十分なベンチがある。それを横に見ながら進む。登る、そして、またひたすら登る。途中、道を譲ったり譲られたりしながら。「こんにちは。」や「おはようございます。」の挨拶を交わす中で、下る方からの「行ってらっしゃい。」に心が和んだ。

平坦な道があるとついスピードアップしてしまうので、年齢を考えようと自分に言い聞かせる。調子に乗って何かあった時には自分しかいない事を肝に銘じて。他人様にはできる限り迷惑をかけたくない。藻岩山は遥か昔、火山だったという名残りのある岩場にやって来た。岩場は歩きづらく躓きそうになるので要注意。

下ばかり見て歩く。ジグザグコースにやってきた。曲がり角で観音像が迎えてくれる。でもなぜか、その数が減ったように感じたが、気のせいだろうか。さあ、頂上はもう間近だ。「やった、やった。」お疲れ様。いつもより時間短縮で頂上に到着。

お疲れ様、頂上からの眺めを独り占めしながら

頂上からの眺めは、二日前、夫と息子の3人でロープウェイで来た時より、若干霞んで見える。早朝なので、まだロープウェイは稼働していない。「21日スキー場にクマ出没注意」の張り紙あり。何と昨日ではないか。散策路から中腹駅に下り、ロープウェイで入口へ。

始発だったので、他の乗客はなく贅沢にも貸切状態で、この紅葉と黄葉の景色を独り占めできた。2日前に吹雪のように飛んでいた雪虫が今日は僅かだが飛んでいて、初雪が間もない事を知らせているのか。その後、お買い物の予定があったので徒歩で1時間くらいかけ帰路につく。案外疲れ知らずの一日になりそう。

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