晴天に恵まれた週末の「円山公園」はお花見の人達で賑わっています。開花が早かったので、そろそろ満開から葉桜になろうとしている「サクラ」の木の下にそれぞれブルーシートを敷き詰め、これから食事が始まるのでしょうか。ブルーシートはかなりの数のようです。主要道路では交通渋滞を避けようと警察官や制服の警備員が配置されています。
花より団子ならぬ、団子より「円山」に咲く春の花を愛でながら
登り下り共に「北」登山口を
先日、登りは「北」登山口から、下山は「西」登山道へと変えてみました。下山時、「西」登山口に至る登山道に咲いている花の多さに大感動を覚えました。今回も同様に登りは「北」登山口から、下山は「西」登山口への予定です。「北」登山口に至る「坂下野球場」のサクラは葉桜になりかかっています。例年より開花が早かったので、葉桜になるのも早いようです。
「北」登山口から登り始めると、枯れ木のようだった樹木?に萌黄色の葉が芽吹き始め優しい樹木林の印象を受けます。心地よい野鳥の囀りを耳にしながら、山頂を目指しました。
前回の「円山」登山から5〜6日しか経っていないのに、予想外にも咲いている花の多さに驚きました。天候に恵まれ、登山道には例年になく一斉に咲いています。
薄紫色の「エゾエンゴサク」
間も無く山頂という斜面一面、薄い青みを帯びた「エゾエンゴサク」のミニ群生地でした。
その中に、この登山道では滅多にみられない「エンレイソウ」が数輪咲いています。
程なく「山頂」へ
「 ホウノキ 」の芽吹き
さすが「ホウノキ」です。数は少ないのですが、一つの芽が大きくて・・・。
か細い「ホオノキ」でも、さすが芽は大きいです。
萌黄色の樹木林
下山は「西」登山口へと考えていたのですが、登りで予想以上に花が咲いていましたので「北」登山口へ向かう登山道に変更しました。
可愛らしい「 ニリンソウ 」の花芽です。マッチ棒の先ほどしかありません。
白い「 エゾエンゴサク 」
青い「エゾエンゴサク」の片隅に数株でした。
「 ネコノメソウ 」
2輪づつ花を咲かせていますので、まさに猫の目のようです。
藤色の「 エゾエンゴサク 」
薄い青みを帯びた「 エゾエンゴサク 」
例年より春に咲く花が多いように思われます。
「北」登山口から「円山公園」方面へ
登山を終え「円山公園」から帰路に着くと、より一層、花見客が増え殆どの桜の木の下はブルーシートで覆われています。そこに花弁が散っている光景に風情がありました。「円山公園」は、肩が触れ合わないように気を遣いながら歩く事など殆どないのですが、お花見シーズンは違うようです。北海道名物の「ジンギス汗鍋」は煙が出る苦情があり?自粛のようです。