「札幌資料館」で映画の放映があることを、「広報誌」で知りました。それも定員は抽選で60名です。映画を観る機会は殆どありませんが、ダメ元で応募してみたところ当選という連絡が入り驚きました。300名もの応募があり急遽定員を80名に増やしたそうです。当選確率は5人に一人、5分の1でした。当選できなかった方が多く、改めて3月にも外れた方々を優先し放映会を予定したそうです。以下、主催者の始めと終わりでの挨拶内容などを記させていただきました。
『映画「大地の侍」(北海道巡回プロジェクト)』〜映画「「大地の侍」の時代を知り未来への糧とする集い〜
パンフレットより記載:
明治維新後、朝敵の汚名を受けた奥羽岩出山伊達家の主従が新天地を求め、北海道石狩川の第原野に挑み、屈辱、困窮に耐えながら肥沃の大地を築いていく開拓使の物語・映画「大地の侍」です。東映の協力により、マスターフィルムからのヴィデオ化だ実現しました。65年の時を経て、新作が蘇ったと言えるかもしれません。映画「大地の侍」を通して、北海道開拓の時代を学ぶ機会を多くの道民の皆さんと共有するため、道内各地に映画を届けるプロジェクトを進めていきます。
原作は、北海道出身の作家、本庄陸男の「石狩川」。舞台は明治維新後の北海道開拓期の原野。幕府軍と官軍の最後の戦いである戊辰戦争に敗れた藩士達が開拓民として生きるべく姿を描く。中略。武士を捨て農民になることを決意し、藩主、家老共々、北海道に移住することを決断。移住第一陣の老若男女164名は、胆振の海岸に上陸し明治政府から認められた新天地を目指す。しかし、そこはまさに不毛の地。熟慮の末、当別を新たな入植地として定め、開拓使と交渉を始める・・・。(1956年 東映 105分)
明治時代の初め明治新政府によって、仙台藩は石高を減らされ会津藩は取りつぶされました。北海道にはいくつかの県から農業に携わる人たちが新天地を求め集団で入植しました。この物語は、士農工商として身分が保障されていた武士達が、かつての栄光を捨て去り家族共々北海道の未開の地へ辿り着くまでの物語です。北海道開拓を進めていく話ではなく、「当別」、と語りでは何度も地名が出てきますが、「当別」の歴史も「当別」の街並みも全くありません。
北海道民として、私たちの数世代前の人たちがどの様な思いで北海道を目指したのかをこの映画を通して知ってほしいと思いましたし、この映画主催の「HAL財団」の願いであることがわかりました。また観る機会があることを・・・。


