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日記

「円山」登山、頂上付近では既に秋の気配が漂っています

投稿日:2021年8月25日 更新日:

私的な事柄で駆けずり回っていましたので、登山をする余裕がなく一週間ぶりです。「円山」へは二週間ぶりかもしれません。明日以降の空模様が思わしくなさそうです。朝から時折強めの風が吹いていますが、一時の猛暑を考えるとこの爽やかさは何とも例えようがありません。

猛暑が去り、爽やかな風に乗って「円山」へ

「八十八観音像登山口」から登って

最近は日の出が遅くなる傾向にあるので、早朝とはいかないまでも早めに行動開始しました。今日は日曜日、登山者が多いことが予想されます。「円山」登山というと「動物園方面登山口」からが殆どですが、気分転換して「八十八観音像登山口」から登ることにしました。登山口には既に登山者所有と思われる数台の自転車が駐輪中で、既に大勢の登山者が?

樹齢を感じさせる巨樹の根元に注目しながら頂上を目指し

歩き始めると、思っていたほど下山してくる登山者は少なくほっとした思いで上を目指しました。この時季になると、特徴的な花を咲かせる山野草にはお目にかかることは滅多にありません。普段、何気なく通り過ぎてしまう樹齢を感じさせる巨樹の根元に注目してみました。「円山」は天然記念物に指定されていますので、個性的な根元をもつ巨樹があちらこちらに見られます。ある一角の主のようです。

頂上が近づくと紅葉した落ち葉が見られ

山頂近くになるに従って紅葉した落ち葉が。遠くから眺めると、山は濃い緑一色の木々の葉で覆われているように見えます。山頂付近には既に季節を先取りしたせっかちな木もあるようです。早くも秋の気配を感じさせられてしまいました。

頂上では

頂上ではいつも水分補給するお決まりの岩に腰を下ろし、目標達成に安堵。ここ暫く山頂で必ず出迎えてくれた「アマニュウ・オオハナウド」は枯れて朽ちて。

下山も同様に「八十八観音像登山口」へ向かい

同じ登山道を下山していると、これからの頂上は密状態になるのでは?と思うほど、頂上を目指す登山者が後を絶ちません。お子さんを連れた家族、若い女性グループ、お一人様中高年等で。丁度、岩場になった地点で、お子さんを連れた家族の保護者が「ここが頂上ですか?」と尋ねられました。

「丁度、半分くらいの距離のところです。」と、答えたところ「この道は頂上へたどり着けますか?」「一本道ですから大丈夫ですよ。もう一息です。」等と会話が続きました。内心、初めて登られた方は見晴らしの良い岩場を頂上と間違えていたとは?心の中でクスリッとしてしまいました。ごめんなさい。

下山しながらふと思いました

「八十八観音像登山口」から登ると「動物園方面登山口」からの上りより岩場が多く若干急勾配なので、避ける傾向にありました。同じ登山道を往復してみるとなかなか存在感のある巨樹が威厳を示しています。「楽をすることばかりを考えないこと」と、自分自身を戒めながら自然に触れることの奥深さを改めて感じさせられました。

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