土曜日と日曜日の「円山」登山は大人気で登山道や頂上は予想外の混みようになります。コロナ禍でもありウイークデーや早朝の「円山」登山に徹してきました。様々な面で不安に思いながら過ごす中でやっと二回のワクチン接種が終了。勿論、これまで通り感染対策は行いつつも極度に不安に駆られる必要はないものと考えます。
「円山球場」から「甲子園夏の大会」(南北海道大会)のアナウンスが聞こえる登山道を歩いて
「動物園方面登山口」(杉林木道)から登って
登山道両側の山野草はすっかり夏を思わせます。登山道を歩いていると、あれ程聞こえていた蝉の声に替わり「円山球場」からアナウンスが聞こえるのです。昨年は行われなかった「甲子園夏の大会」。
でも、アナウンスだけです。あの歓声は全くの黙声に替わり大声はご法度?ですが、夏のイメージにピッタリの「甲子園夏の大会」です。応援席に座ること事態、限られているのでしょうが球児たちの元気さは伝わってきます。
頂上へ向かって
時々、木々の合間から聞こえてくるアナウンスを励みに上を目指しました。正直、アナウンスの内容についてはわからずじまいでしたが。
頂上付近に咲いていた【アマニュウ・オオハナウド】はほとんど枯れかかり、目をこらしてよく見ると実ができ種があるのがわかります。このような種だったとは。
下山時でのこと
下山時、賑やかな子供達の声が聞こえてきました。近づくに連れ、指導員と一緒の5・6人の児童館の子供達の元気一杯の様子がわかりました。「おはようございます。」と、ごく自然に挨拶を交わし合いました。かえって恐縮してしまい、「君たちしっかりしているね。」と、声を掛け
「動物園方面登山口」(杉林木道)で
【オオウバユリ】枯れていたのが多かったのですが、元気な数株の蕾が膨らみ薄緑色をした花が開花しています。一株に数個ずつ横向きの花を付けます。開花している期間は短いので今週いっぱいが見頃でしょう。
【マムシグサ(コウライテンナンショウ)】木道すれすれのところに生息している数株の「マムシグサ(コウライテンナンショウ」)ですが、テッペンの実の部分がもぎ取られた痕跡があります。人為的なように思われ返す返すも残念です。秋になるとトウキビのような形をした真っ赤な実になるのです。
間もなく暑い夏が
夏の「円山」登山では、頂上を目指す子供達の元気な声と「円山球場」からの「甲子園夏の大会」の雰囲気に励まされました。「甲子園夏の大会」はアナウンスだけでしたが、ふと何時もの夏を思い起こすことができました。コロナ禍の収束を願うばかりです。