DSC_5157

日記

熊出没騒動があけた「旭山記念公園」登山口から登りました、晩秋の「藻岩山」

投稿日:2021年10月29日 更新日:

「旭山記念公園」はつい最近まで熊出没騒動で入園禁止でした。勿論、「旭山記念公園」登山口からの「藻岩山」登山もできません。10月下旬、やっと開園です。以前、この時季の紅葉が印象的でしたので、是非、紅葉の時季にこちら側から登ることができたらと考えていたのです。

静けさが染み渡る「旭山記念公園」登山口から晩秋の佇まいの「藻岩山」へ

「旭山記念公園」登山口から登って

駐車場には車が2~3台しかありません。少々心細くなってしまいました。やはり熊出没で登山を控えている登山者が多いのでしょうか。先日、モンベルで購入した新しい熊除けの鈴をセットし出発です。リーン、リーンと心地良い高音が耳元に響きます。登山口の階段を登り始めると、期待していた通り紅葉と踏みしめる落ち葉で秋色一色、わくわくしながら歩み始めました。

そよぐ風が落ち葉を揺らしカサコソと聞こえてくる程の静寂です。それにしても人影は皆無。やっと一人の下山者にお会いしました。ということはこの先、熊の心配は無し?ということになります。後から来た中高年登山者に追い越されましたが、先を行ってくれますので一安心です。

秋の装いに色づく「藻岩山」

見渡す限りどこまでも続く紅葉に覆い尽くされた登山道。幸い?この静けさの中を満喫しながらの「藻岩山」登山です。急登とアップダウンを繰り返す登山道は、登山の醍醐味を十分に味わえます。それにしても続く急登に辟易していると、突如平坦な登山道が表れ眼下に街並みが拡がりました。

遠くを見渡しながらその光景に元気を取り戻しました。すると、突如標識があり「えっつ、まだ半分しか来ていない!」と、気付かされたのです。唯一頼りにしている心地良い鈴の音に励まされながら歩みました。

頂上まで3分の2地点、馬の背にて

淡々と続く下り坂、ということは次に表れるのは急登です。階段状の登山道を登り切りると、「ウワーッ。」と、思わず驚いてしまいました。熊出没ではなく人、ベンチに休んでいるその人の多さに。多いと言っても4~5人ですが、ここまで来る間にお会いした登山者はお二人きりでしたから。「馬の背」は「慈啓会病院」登山口からの登山道の合流地点です。やはりそちらからの登山者は多かったのです。平日とは言え、登山人気は衰えていない秋色一色の「藻岩山」でした。

頂上「展望台」から

遙か遠く「手稲山」「春香山」「恵庭岳」等が初冠雪です。残念ながら期待していた大雪山や日高山脈方面は、かすんで見えず。

下山は「自然学習路」を「ロープウェイ中腹駅」へ

「自然学習路」から下山しました。頂上に近い「自然学習路」周辺は木々の落葉が一段と進んでいるのに、小さな花が健気に咲いていて愛おしくなりました。

木の枝が器用に?大きく湾曲し芸術的な自然美です。シラカバと絶妙にバランスが取れていて。

「ロープウェイ中腹駅」から「山麓駅」へ

途中、ロープウェイ中腹駅からロープウェイに乗りました。ロープウェイから「藻岩山」をほんの少し上空から眺めると、山一面が織りなす秋模様。真上から眺める「円山」は、あたかもお饅頭のように見えます。「山麓駅」から上ってくるロープウェイと行き交う僅かな一瞬をカメラに収めることができました。

「山麓駅」周辺

ロープウェイを降りてから「山麓駅」周辺をウオーキングすると、すっかり晩秋の佇いを見せています。「藻岩山」周辺は後一週間くらいは秋色を楽しめそうです。「旭山記念公園」登山口から登って山懐の秋模様を十分楽しむことができた今日の「藻岩山」登山です。今シーズンの最終「藻岩山」登山になるのかもしれません。

-日記
-,

Copyright© コマクサ|札幌円山近郊山登りとお勧めスイーツと雑記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.