日記

「北海道知事公館」の庭がやっと開園になりました

投稿日:2020年6月3日 更新日:

例年、4月末には開園する「北海道知事公館」の庭がやっと開園になりました。開拓当時からの自然と手を施し造成された庭が混在していて、春の山野草や桜を楽しむことができます。見頃の桜は圧巻で隠れた名所なのですが、残念ながら今年は塀の外から眺め、山野草は同様に確認するだけで終わっていました。色とりどりに咲いているチューリップも遠くから観めながらの光景でした。

今日と明日の気温は25℃超えに

今朝方のジョギングで、どうやら開園するらしいとわかりました。今日と明日、気温がぐんと上がり25℃超えになる夏日で、本州より高くなりそうです。お昼過ぎに外へ出てみるとさすがに暑いの一言でした。急に気温が上がると体がついて行きません。これから夏に向かっていくと、マスク状態ではどうなるのかと心配になってきました。

入り口にはソーシャルディスタンスの注意書きがあります。半年ぶりの「北海道知事公館」の庭は、深い原生林の中にいるような錯覚をおぼえます。広い芝生で様々に寛いでいる人達。やはり開園を待っていたかのようです。

香しい香りをさせて、藤が満開

花らしい花は、時季を逸してしまったようですが、遠くに藤棚が見えました。近づいてみると丁度満開で、香しい香りを漂わせています。花の盛りを終えたツツジは、葉の方が元気そうに見えました。

オオウバユリとマイズルソウ

水辺を渡った群生地には太い茎と大きな葉に生長したオオウバユリ、花の蕾はもう間もなくのようです。その近くにマイズルソウが可愛らしい花を付けていました。白い小さな花をなかなか上手にカメラに収めることができずにいます。何回か試みても今回も上手くいかず、反省です。

歴史的建造物の「北海道知事公館」と庭園

再度、閉園になってしまうことにはなりませんように。忙しく作業をしている草刈り機の音を後に帰路につきました。市の広報によると、「北海道知事公館」は昭和11年民間会社の迎賓館として建てられ昭和28年に北海道の所有となりました。

赤と白の美しい木造建築で、平成11年には国の登録有形文化財に登録されました。庭園内には千年以上前の竪穴式住居跡があり、原生林と手入れの行き届いた庭が同居している不思議な庭園です。ふと訪れた時には、安らぎをおぼえます。

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