日記

「円山動物園」は保育園・幼稚園・小学校の子供たち、そして外国人にも大人気

投稿日:2019年9月18日 更新日:

今日は第三水曜日なので大丈夫。第二と第四水曜日は「円山動物園」休園日。
入園するとあの懐かしい声が、「円山動物園」一杯に広がっていた。赤や黄色、青と色とりどりの帽子を被り集団で見学している保育園・幼稚園・小学校の子供たちの賑やかな声が聞こえてくる。
芝生の所でお弁当を広げている一団もある。この芝生で現職の頃、よくお弁当を広げたことを思い出しながら懐かしく眺めていた。私達は食べる暇などなく、お弁当がカラスに狙われないように見張っていたものだ。今日も、「カラスにご注意下さい。」のアナウンスが入っている。

もう既に夏も終わり頃だというのに、動物園のあちらこちらに沢山花が咲いていた。

これまで個人で「円山動物園」へ来た時のことを振り返ってみると、いつも何故か無意識に時計と反対回りに見学していた。今日は気分を変えて逆回りに見学してみよう。
まず、「カンガルー館」
オーストラリアでは、年間に約150万頭のカンガルーが駆除されているそうだ。牛の飼育のため広大な土地を草地としたため、カンガルーにとっても餌に不自由しなくなった。加えて、天敵だったタスマニアタイガーが絶滅したことと野生犬のディンゴが駆除されたことが原因らしい。北海道のエゾシカの現状と似ていると感じた。人間の都合に左右されている。

「フクロウとタカの森」
シロフクロウのオスは真っ白で羽を広げると150cm、体重は1500から2000g。
メスは黒や灰色の縞模様があるそうだ。

「キリン館」
横からは勿論、上からもキリンの様子を見ることができる。
ミーアキャットがたくさんいて、一匹一匹の表情が何とも可愛い。その中でも必ずあのポーズで立っている一匹は見張りをしているのだそうだ。ミーアキャットは見かけは可愛いが実際にはサバンナのギャングと言われ、あの猛毒を持つサソリをも食べてしまう。それはその毒に対する免疫力を備えているからで、あの可愛いらしさからは想像できず全く見かけによらない。

「アジアゾーン」
ユキヒョウは、世界中の動物園で飼育されている個体数は約600。稀少動物絶滅回避のため「生息域外保全」に取り組んでいる。現在の動物園は、「見せる」だけではなく稀少動物絶滅回避の活動が主である。

「爬虫類・両生類館」
アメリカドクトカゲ繁殖に成功の張り紙があった。日本での成功例はないそうだ。
先日、円山の山道で出会った蛇はどうやらジムグリという蛇らしい。茶褐色の蛇はシマヘビかジムグリ。縞模様はないので、ジムグリとしよう。どちらも森に生息しているという。

「円山動物園」のいたるところに綺麗な花が咲いている訳が判明した。それは動物たちのウンチが肥料となっているらしい。勿論、そのままではなく機械の中でYМ菌の働きにより雑菌が熱で殺菌される。その後、高温発酵され程よい肥料となる。それが使われているという見事なリユース。

帰りがけに英語で大声を張り上げている外国人教師らしい方が子供たち5~6人を引き連れて見学していた。その子供達も英語の歌を口ずさんでいて、国際化の札幌市を実感する。
イスラム系の女性がベビーカーを引いていたり、アフリカ系の男性にも私の見学先で何回もお会いした。

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