先日花が見られなかった「円山」登山口付近の「クロッカス」のミニ群生地、日を改めて立ち寄ってみました。咲くには咲いていた「クロッカス」ですが、残念ながら五分の一程度に狭まれてしまっていました。矢張り昨年秋の草刈りは、枯れ草にまみれて根の方まで刈り取られてしまったようです。
寂しそうな「クロッカス」ミニ群生地になってしまいました。白地に薄紫色の縞模様があるクロッカスが優雅に咲き誇っていました。
残雪もなく快適な登山道を歩き、「円山」山頂を目指しました
残雪のため、十日ほど前には頂上付近に行けなかった「円山」へ挑戦してみました。登山道入り口付近の足場も良く気分爽快、この様子ですと大丈夫そうです。「エゾエンゴサク」は満開とまではいきませんが、花数は増えています。「エンレイソウ」もチラホラと小さな花を付け始めていました。
コロナ禍で人との関わりを減らすと言われているから?、孤独に浸っていると思われるお一人様登山者が多く、挨拶もままならない?
そう思いながら上を目指していると、賑やかな中高年女性グループが下山してきました。どうやら話し言葉は日本語ではないようです。もしかしたら韓国語ではないかと思われました。
足下で、間近に「ゴジュウカラ」を
途中、階段状のところで野鳥が何かをついばんでいて逃げようとしないのです。毛並みに派手さはなく全体的にグレーで、「ゴジュウカラ」のようです。間近に「ゴジュウカラ」を眺めてしまいました。30㎝くらいまで肉薄。これまで野鳥の写真を撮ることは殆どできませんでした。まず逃げられてしまうのが常だったからです。彼らには羽がありますから。
青空の下、山頂を満喫できました
あえなく途中でギブアップしてから十日も経っていますので、積雪は全くなく軽い足取りで山頂へ到着。先に登頂していた4~5人の登山者がいましたが、矢張り三々五々お一人様でくつろいでいます。その中の一人ですが、青空の下、山頂を満喫できました。
今年も「オシドリ」のつがいに会えて
下山時、小川のところで緑色をした塊がヒョイと動き出しました。驚いていると、何と派手な雄の「オシドリ」。よく見ると地味な雌も側にいたのです。昨年の今時分もこの辺りで「オシドリ」のつがいに会いましたが、同じつがいなのでしょうか。
これからの花たちに期待して
春の花を求めて「円山」登山をしました。満開とは行かないまでのこれからを期待させる「エゾエンゴサク」と「エンレイソウ」の花たちでした。そして、登山道入り口の「クロッカス」ミニ群生地です。