朝刊の記事『「金子みすゞの世界を彩る 湊征一郞 孔版画と造本展」ギャラリー大通美術館』が、目にとまりました。「ギャラリー大通美術館」は「大通公園」5丁目のすぐ横にありますが、これまで格調が高すぎる印象で訪れたことはありませんでした。意を決して訪れてみると、幸いにも他の美術展「合同展」も行われていました。
「金子みすゞの世界を彩る 湊征一郞 孔版画と造本展」
2021.9.21(火)~9.26(日)10:00~18:00 ギャラリー大通美術館 札幌市中央区大通西5丁目 大五ビル1階
道新(北海道新聞)文化センター「ポリプロピレン孔版画講座」の講師をなさっていていました
湊征一郞さんは、道新(北海道新聞)文化センター「ポリプロピレン孔版画講座」の講師を2020年6月までなさっていました。道新文化センター講座は各種ありますが、コロナ禍で昨年の6月から休講となり、この4月から開講された講座もいくつかあります。私も他の講座を受講していましたが、コロナ禍が収束するまでは受講を控えているところです。
「ポリプロピレン孔版画」はオリジナル技法です
「ポリプロピレン孔版画」は湊征一郞さんオリジナル技法で、日常生活から生じた使用済みPPフィルム活用の作品です。来場者に作品制作で使用したPPフィルムや制作方法を語って下さいました。家中にあまりにも溜まり過ぎ、終活中と笑いながらおっしゃっています。簡単な方法でと言われながらもオリジナルですから凄い。
後期高齢者・終活?と、謙虚な方で
額縁に入った作品とテーブル上には絵本や風景画の絵はがきが展示されていました。絵はがきは一枚100円のところ、お安くなっていて3枚200円のセール中?です。横にお金を投入する小さな箱が置いてありましたので、早速購入しました。
ご自分で後期高齢者・終活と話されていますが、シャキッとなさっていて偉ぶるところがなく庶民的で謙虚な方でした。まだまだご活躍頂きたいと思います。湊征一郞さんの「ポリプロピレン孔版画」は「金子みすゞ」のファンタジーの世界へ誘って頂くことができました。続けてお隣の「合同展」へ。
第16回「合同展」ふじ美術会・さん美術会・しん美術会
講師の先生は「東京芸術大学」を卒業された本格的な画家だそうです。今日はお見えになっていませんでしたが、担当の方が話されていました。生徒の一人一人に合わせて指導して下さるそうで、かなりしつこく勧誘されてしまいました。
いくつかの作品を紹介致します
【シューパロ湖】 【眼鏡橋】 村上 巧
【芙蓉】河田 テイ
【夕映え】 飯田 優子
【秋まぶし】 五十嵐 和子
【菖蒲池初夏】 五十嵐 和子
一通り見せて頂いた後、それとなくそっとその場を後にしました。先程の勧誘が頭をよぎりましたので。水彩、油彩、アクリル、パステル他等と画材が多種に渡り、それぞれ個性あふれる絵画が展示されていました。
*写真撮影につきましては了承を得ております。