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日記

「三角山」登山、ひっそりとした「二人静の散歩道」から登ってきました

投稿日:2021年9月25日 更新日:

登山日和に誘われ、「三角山」へ。自宅を出るといつものこの時間帯は、通勤・通学者で賑わっているはずなのですが何故か閑散としています。今日はシルバーウィークの三日目であることに気づきました。なるべく土曜・日曜・祝日の登山は避けようと考えていたにもかかわらず。

頂上での混みようが頭をよぎりました。「三角山」は昨年から人気もひとしおなのです。案の定、駐車場は満車状態です。ファーミリー登山者が多く小さなお子さんの声が大なり小なり彼方此方から響き渡っています。とても良い光景とは思いつつも。

「山の手」登山口から「こぶし平」を経て「二人静の散歩道」へ、

「三倉の大下り」から分岐へ、そして「哲学の道」を下山して

「山の手」登山口から「こぶし平」を経て「二人静の散歩道」へ

「さあ、開始。」と、階段状の登山道を歩み始めると「アキノキリンソウ」発見、それもあちらこちらに。ほっと心を和ませてくれる山野草です。「山の手」登山口から「こぶし平」へ至る間、大勢のファーミリー登山者と行き交いました。

【アキノキリンソウ】急な風に揺れてしまいました。

通常通り「六の坂」から頂上を目指す一般的コースは、より一層混み合いそうなので遠回りになりますが「二人静の散歩道」から登ることにしました。「こぶし平」と「二人静の散歩道」間は、山野草が豊富で大好きな登山道です。

早速、緑色濃い中をひときわ目立つ赤色の実、コウライテンナンショウ(マムシグサ)です。以前、登山道脇に幾つも折られているのがありましたので、良くここまで無事に生長して・・・。

【コウライテンナンショウ(マムシグサ)】実が赤く熟し始めました。

薄紫色をした小さな花がたった一輪、「トリカブト」です。確かに野生の「ハギ」も。前回の「三角山」登山では「大倉山」との縦走路コースで見つけましたが、こちらの登山道にも咲いていました。

【トリカブト】かなり弱々しいトリカブトです。

【ハギ】花の盛りを終えたのでしょうか。僅か一輪の花です。

「二人静の散歩道」から登り「九の坂」を経て「十の坂」へ

以前下山時に「二人静の散歩道」を利用し途中で迷いそうになりましたので、今回はしっかり確認し記憶に留めます。あまりにも大人気の「三角山」のため、今日のような休日には登山者が多くあえてこちらのコースにしたのですが、それにしても行き交う登山者は皆無状態。

あまりにも極端で少々心細くなってしまいました。手持ちの鈴を大袈裟にりんりんと鳴らし、「二人静の散歩道」ではなく「一人なら心細くなる散歩道」とつぶやきながら歩みを進めました。

緩やかな九十九坂を上りきると平坦な登山道に出ました。あの迷いそうになった地点を頭に焼き付けます。ここを間違えると「小別沢登山口」へ出てしまいますので要注意。「コウライテンナンショウ(マムシグサ)」に慰められ、程なく「九の坂」へ。

【コウライテンナンショウ(マムシグサ)】

「九の坂」から「十の坂」へ

緩やかな上り「九の坂」が続き「十の坂」へたどり着きました。東屋で休憩を取っているファーミリーがいて、ここはスタンプラリーの起点となっているそうです。「三角山」は楽しい催し物が試みられているのもファーミリー人気の一つでしょう。スタンプラリーの詳細については不明です。

「三倉の大下り」から「三角山」と「大倉山」分岐

あとほんの僅かで頂上ですが、混みようを避け「三倉の大下り」から「三角山」と「大倉山」分岐へ向かいました。下へ下へと階段状の急な下り坂が続いているのです。初めて知りました、「三倉の大下り」という名の付けられた下り坂だったとは。足を踏み外さないように一歩一歩気をつけ、やっと「三角山」と「大倉山」分岐地点へ。

下山は「哲学の道」から「山の手」登山口へ

後は何時もの「哲学の道」登山道を下りました。「山の手」登山口からの登山者が多いのは、「宮の森」登山口には駐車場やトイレがないことも理由としてあげられるのでしょう。ですから、「二人静の散歩道」も登山者が限られてしまうのではと思います。緩やかな九十九坂でなかなか良いコースなので、ファーミリーにもお勧めできる「二人静の散歩道」登山道なのですが。

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