日記

「コケコッコー花」を知っていますか、遊んだことありますか

季節に夏を感じ始めると、散歩道の草花には変化が見らるようになりました。春のチューリップやシバザクラ、電柱脇のジャーマンアイリスは次々と豪華な花を付けましたが、盛を終えた今では薄茶色にしぼんでいます。葉のみとなってしまいあの面影はありません。

けれどもその側に、にょきにょきと伸びる茎と大きな葉、先端には蕾をつけています。草丈が1メートル以上になるものもある程です。花が咲いてわかりました。あの懐かしい「コケコッコー花」だったのです。

「コケコッコー花」で遊んだ懐かしい日々

子供の頃、「コケコッコー花」と言って遊んだ花。どのような遊びかというと、ただ花びらを取って鼻の先につけ「コケコッコー。」と言いながらニワトリの真似をするだけなのです。お互いにの顔を見て笑い合いながら、鬼ごっこや缶蹴りをしたりそんなたわいもない遊び、今はあまり見られなくなってしまいました。

子供の頃はお天気さえよければ日が暮れるまで外で遊んでいました。午後5時になり「夕焼け小焼け」のメロディーで愛の鐘が鳴ります。いつの日かその曲が「ムーンリバー」に変わっていました。川がメインの町だったからかもしれません。そうすると慌てて帰宅するのです。のどかな昭和の日々。

北海道の一部では「コケコッコー花」、東北の一部では「コケラッコ花」

調べたてみたところ、北海道の一部では「コケコッコー花」、東北の一部では「コケラッコ花」と言われているそうです。どうやら北国それも北海道や東北の一部だったようなのです。日本中どこでも「コケコッコー花」と言ってこの花で遊んでいるのかと思っていました。北海道に住む私達はごく普通に遊んでいましたから。

「コケコッコー花」の学名は

アオイ科多年草 フヨウ属 フタバアオイ、タチアオイ 「花弁の根元は粘着質であるため、引き抜いた花弁を鼻につけてニワトリの真似をして遊ぶことができる。」とありました。下の方から次から次へと咲いていきますので、花の時季は比較的長く続きます。注意深く眺めてみますと、ピンク色や赤色を主体として花の色は様々です。

春先の山野草「シラネアオイ」と同じアオイ科です。成るほど、「シラネアオイ」は薄水色で色と草丈は異なりますが、花弁の数や花の大きさで納得しました。全く想像もしていなかったのですが、「コケコッコー花」は、大好きな「シラネアオイ」と同じアオイ科だったのです。

追記 2020.7.8 午後6時台 NHKローカルニュースで

「最近、札幌で目にするこの花、タチアオイと言います。本州では下から咲いて、てっぺんの花が咲くと梅雨が終わると言われてる梅雨葵(ツユアオイ)です。」と、午後6時台 NHKローカルニュースで話題となっていました。

本州では「梅雨葵」(ツユアオイ)とも言われている花なのですね。タチアオイは北国特有の草花かと思いましたが、その地方によって呼び名が異なり馴染みのある花なのだということが分かりました。「梅雨葵」(ツユアオイ)とは粋な呼び名です。北海道での呼び名「コケコッコー花」は、決して粋な呼び名ではありませんが、子供たちの遊びの中に溶け込んでいて可愛らしい呼び名、と思いませんか。

追記 2020.7.29 八重咲きの「コケコッコー花」を発見しました

本州では「ツユアオイ」と言われている「コケコッコー花」。下の蕾から咲いてきた花が天辺近くまでたどり着きました。上記によると、到達まで一か月あまりかかりました。本州の梅雨明けはもう間近のようです。

初めて真紅で八重咲きの「コケコッコー花」を発見しました。まるで、バラの花のようです。早朝に出かけ、写真に撮りました。

初めて真紅の八重咲き「コケコッコー花」を発見し感動した数日後、ピンク色の八重咲き「コケコッコー花」も見つけましたが、天辺の花で残念ながら既にしぼみかけていました。忘れずに来年は花の盛を見たいものです。楽しみは来年に残しておきます。八重咲きの「コケコッコー花」は滅多に見られるものではありませんから。

追記 2020.8.10 黒い種が入った実を付けています

梅雨が開けると本州では最高気温が更新される日々が続き、連日の猛暑日です。北海道は雨がちの天候でスカッと夏らしいお天気とは言えません。「コケコッコー花」の殆どは沢山の黒い種が入っている実を付けています。天辺の花をかろうじて咲かせているものもありますが。

追記 2020.9.3 今にもはじけそうな種です

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