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日記

「円山」、晩夏というより初秋の気配を漂わせた登山道を

投稿日:2020年8月14日 更新日:

昨日の8月10日は「山の日」でしたが、とても山へ行こうという気分にはなれない小雨交じりの一日。私にとって、一日遅れの「山の日」です。今日の天候は曇りのち雨、最高気温は30度を超えるとか。午後からの雨を何とか逃れたいと考え早めに行動開始しました。午前中は曇りの予報にもかかわらず、幸い雲間から太陽が顔を覗かせています。

登山口の「木道杉林」を歩いていたら、急にざわざわという音がします。その音の方を見るとエゾリスが木の幹を駆け上っているところでした。「おはよう。」と、微笑みを返しながら進みました。昨日までの雨で足元が湿りぬかるみがないかどうか不安もありながら。

早朝登山者は少なく、秋の気配を感じながら山頂へ向かいました

半袖短パンで登ろうとする女性がいて、「夏山は長袖長ズボンですよ。」と声をかけようとしたら、トレイルランだったらしく一気に駆け上がって行ってしまいました。危なく余計なお節介おばさんが出現しそうでした。数名の高齢男性が下山してきましたが、水の入ったペットボトルとストックを持参しているのみです。「円山登山」が日課になっている方達なのでしょう。

落ち葉が目立ち、秋の気配を感じてしまいました

蝉の声とともに登山道には落ち葉が目立つようになりました。風もなく蒸し暑い中をひたすら登り、何とかいつものペースで山頂へたどり着きました。今まで気付かずにいたのですが、山頂付近の大きな木の幹に温度計が下がっているのです。山頂で27度もありますが、心地良い風が通り抜け気分爽快でした。さすが山頂です。

手袋を落としてしまって

気になっていた落ち葉を写真に撮りながら下山しました。既に黄色や赤く色づき始めている葉に感動しながら意気揚々と。さて、ポケットに手を入れると手袋がない、右のポケットにも左のポケットにも。リュックの中に入れたのかもしれない。慌てて探しましたが何処にも無し。どうやら写真を撮りながら無意識に落としてしまったようです。

全く私らしい。戻ろうか、諦めようか。三分の一位下山していましたので、これからまた逆戻りの登りは真っ平。でも、お気に入りのあの手袋、よし戻ろう。そう決めたのですが、下山中に咄嗟な登りとなると急に足が痛くなってしまいました。

本当にバカな私で後悔が尽きない。とその時、ありました、5分も歩いていないところに。そこで、しっかりと両手に手袋をはいて再び下山です。足は痛くも何ともありません。

北海道では手袋を履くと言いますが

余談になりますが、先日の某テレビ番組に「北海道では手袋を履くと言うそうで、靴下でもないのに。」とありました。北海道では極当たり前に手袋を履くと言います。本州でははめると言うのだそうですが、そう言われてみるとなるほどと思います。

でも、はめるはどうもしっくり馴染めない言葉です。「手袋を履いてさ。」と言ってしまいそう。そして、「ゴミを投げる。」とも言います。「捨てるでしょ。」と言われそうですが、まだまだ独特な北海道言葉?があるのでしょう。北海道の常識は本州では非常識?ともよく聞きますが。

帰り道、「木道杉林」でまたまた二匹のエゾリスに遭遇しました。秋に向かって食料の蓄えに忙しそうです。

 

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