日中の最高気温は0℃には届かないものの、久しぶりに晴天に恵まれました。そそくさと準備をし「円山」登山です。暫くどんよりとした天候が続いていましたので、登山日和にウキウキしました。
登山口の「円山公園」
登山靴の紐を締め直し、ふと見上げると公園の時計と温度計です。午前9時10分現在、−3・1℃。幸い、太陽が顔を出し清々しい青空です。そして真っ白な雪面に樹木の影が美しく描き出されています。
登り下り共に「北」登山口から
細い登山道を進むと、強風のため吹き付ける雪でところどころ足跡が消されているところがありましたが、何とか登ることができました。早朝のため入山している登山者は、その足跡から一人か二人で限られている様です。
「山頂」が見えはじめて
「山頂」にはお一人の方が下山を始めているところでした。結局、おひとり様の山頂です。雲一つない青空の向こうに見渡せる「大雪山方面」や「日高山脈」の山並みを、心置きなく満喫できました。前回は、どんよりとした雲の中でしたのでそういう日もあるものと次回を楽しみにしていたのです。
大雪山方面の山並み
日高山脈方面
下山しながら
最近、スキージャンプ競技が行われた「大倉山」と隣の山「三角山」が見渡せる平坦な地点、ここは大好きなところで下山時はゆっくりと眺めてしまいます。シャターを押そとしたら手が冷たくて指が悴み、何とかやっと写真におさめることができました。ハプニングもありますが、大自然に浸っていると爽やかな気分になります。四季を問わず、どんな表情の「円山」に遭えるのか予想のつかない楽しさがありそれが低山登山の魅力でしょう。