天候が優れなかったゴールデンウィークが開け、青空は爽やかさをもたらしてくれます。街路樹の萌葱色の木々が心地良く、花々は「ヤエザクラ」や「モクレン」から「ライラック」へと。
眩い5月の日差しの下、「大通公園」花壇の花々も美しさを競い合っています。
12丁目バラ園
綺麗に剪定され冬越しから目覚めたバラは何れも一斉にエンジ色の幹を伸ばし始めました。日毎に生長している様が手に取るようにわかります。大ぶりの花「モクレン」はそろそろ花の盛りを終え、花と一緒に葉が顔を出し始めた「ヤエザクラ」。
一際、目を引いたのは「ハナズオウ」(マメ科)です。草丈が低めで枝いっぱいに小さな花を付けています。花の鮮烈な赤紫色が目を引きます。これまで目にしたことがない印象深い色に暫く立ちすくんでしまいました。
香しい「ライラック」が開花し始め、辺りに良い香りを放っています。
7丁目山野草の花壇
【オオバナノエンレイソウ】
「円山」や「三角山」、「藻岩山」で花がさかりの「エンレイソウ」は黒色に近いエンジ色ですが、「オオバナノエンレイソウは白色です。
【スズラン】
爽やかな香りと可憐な白い花を付けた「スズラン」。最近、なかなか見られなくなりました。一昔前には春を告げる花として大人気でした。地味ですがそれがまたこの花の魅力でしょう。
「シラネアオイ」と「ヒトリシズカ」は写真に撮ったのですが、帰宅し確認したところなぜか撮れていませんでした。残念です。スマホカメラですので、アップのし過ぎで?「シラネアオイ」は「三角山」や「藻岩山」で咲き始めているのでしょうか。「円山」や「三角山」ではやっと「ヒトリシズカ」が芽生えたばかりでした。
(*コロナ禍で北海道は5月16日から「緊急事態宣言」です。人混みを避けた時間帯を探し再度訪れるのは控えることにしました。「シラネアオイ」と「ヒトリシズカ」の写真は返す返すも心残りです。)
6丁目「たきの自然丘陵公園」を思わせる?チューリップとパンジー
自分自身の立ち位置を低めにしカメラを向けたところ、「滝野すずらん丘陵公園」を思わせるようなチューリップ園のイメージに撮れました。
5丁目数色のライラックが秀でています
紫色、薄紫色、白色の「ライラック」が咲き始め、甘い香りを漂わせています。濃い色の蕾が開花すると、淡い花の色になるようです。
自然いっぱいの公園で残念な光景を目にしてしまいました
公園内を歩いていて軽く咳き込んでしまいました。丁度、お昼時でもあり、片隅に紫煙と臭いが漂っています。一カ所ではなくあちらこちらに。職場の建物内が禁煙で無理もないとは思いますが、自然いっぱいの公園なので残念な光景です。紫煙は上昇し空気中に拡散してしまうので、公園は喫煙所?何か良い方法はないのでしょうか。
今年度も様々なイベントが開催できない状況が続いている「大通公園」なのです。