年末年始は寒波襲来。1月も早中旬を過ぎました。日中は辛うじてプラス気温ながら、どんよりとした曇り空で青空は期待できない日々が続いています。真冬の北海道、日本海側は例年このような天候です。いつ登山日和になるのかを待ってはいられませんので、冬の「円山」に登ることにしました。多少でも気温が高めになった時間帯午前10時頃から登山口を目指しました。幸運にも薄曇りの合間から太陽が顔を出し始めたのです。思わずラッキー!と、心の中で叫んでしまいました。
三回目の冬の「円山」、雪質が異なり新たな楽しみ発見しました
上り下り共に「動物園方面」登山口から
途中、ベンチで冬靴をチェーンアイゼンを付けた登山靴に履き替えたところ、冬靴の方が重さがあり背負った荷物がかえって重くなってしまいました。考えて行動した割には大失敗?ずっしりとした重さを背中に感じながら頂上を目指すことになってしました。
最近の暖気のせいからか、踏みしめる雪が靴底に伝わって来る感触が異なります
チェーンアイゼンを付けた登山靴の底に伝わってくる雪の感触が前回の「円山」と異なります。キュッキュッと踏みしめる毎に心地良さが靴底に届いていたのですが、湿り気を帯びた雪はザクッザクッとしています。雪の質で異なるその違いをまざまざと知りました。淡々と上を目指していたのですが、マスクがけでメガネが曇り一瞬登山道を見失いそうになります。湿度も高そう!
野生動物の足跡はあまり見られず、雪玉が転がり下りた跡が
前回、雪原に残された野生動物の足跡を多く見つけ、キタキツネかエゾウサギ等と想像しながら楽しい冬の「円山」登山ができました。雪が異なるせいか野生動物の足跡は限られていますが、時折、点々と続く小さな雪玉が斜面を転がり下りた跡が見られます。
行き交う他の登山者に道を譲りながら束の間の休憩?辺りを見回すより、足下ばかりに目が行くようになりました。疲れと曇るメガネに佇んでいると、下ってきた女性登山者が「あの木のところにフクロウがいますよ。」と、教えて下さいました。余裕もなく確認できずに、「下りにチャレンジしてみます。」と答えてしまいました。
頂上では穏やかな風で迎えられ
頂上です。「やったー。」と、いう思いでいっぱいになりました。夏場にウオーキング気分で登る「円山」の頂上、その達成感は全く異なります。先程のフクロウを確かめなくては、と下山しました。「確かあそこでは。」と思いつつ見つけられません。
下山中のこと、斜面に雪玉の転がり下りたあの跡は?
後ろから瞬く間に追いつかれ、ストックでリズムを取りながら足早に下山していった高齢男性登山者。ところが、かなり下山したところで何故か休憩しています。「遊んで行くのでお先にどうぞ。」と、意外な言葉が返ってきました。斜面が続いているところでしたので、まさかとは思いましたが「尻すべりでもなさるのですか?」と、とんでもないことを言ってしまったのですが。
「ストックの先で雪を転がして競争させると面白いよ。」とのこと。斜面のあちらこちらに雪玉が転がり下りた跡が点々と付いていたその理由が判明。「雪質によって、転がる日と転がらない日があるけれど、今日はよく転がるよ。」暖気で湿り気を含んでいるからでしょうか。目の前で転がり具合を証明して下さり、ご本人はまたリズミカルな足取りで下山していきました。
その時、上ってきた他の登山者曰く。「あの方は、札幌近郊の登山では有名な方です。」とのこと。偉ぶれたところもなく気さくに声を掛けて下さり恐縮してしまいました。道理で足早に行動なさっていた訳です。納得しました。。
下山中、一瞬ですが「円山動物園」を見渡せる個所があります。何重にも巡らされたフェンスの向こう側に、「円山動物園」の来園者が見え隠れしています。さあ、下山終了。
雪を被った針葉樹とせせらぎが自然の造形美を醸し出しています。雪がサラサラ状態だったらこうはならないのかもしれません。
コロナ禍の収束を願いながら
収束を願うコロナ禍ですが、オミクロン株が蔓延しつつありますので不要不急の外出は制限されるかもしれません。せめて「冬山」登山でストレス解消、リフレッシュです。
コロナ禍は昨年10月~12月と落ち着きを取り戻していましたので、勿論、感染対策を施しながらこの三か月は旧友との交流が持つことができました。2年ぶりに会えた友人もいたほどです。ところが年末年始の人の移動からか、恐れていたオミクロン株が蔓延しつつあります。北海道も例外ではなく、日毎に提示される感染者数に一喜一憂しています。
専門家の方は感染者数だけでは判断できないと述べつつも、素人は単に感染者数で捉えがちになります。また、孤独な生活に陥ってしまうのでしょうか。制限された生活を続ける中で、落ち込んでしまわないように努めるのみです。一人の生活の中で楽しみを見つけようとしても限られますが、唯一の楽しみは一時自然を謳歌する「登山」なのかもしれません。










