「円山」に登る機会が多くありますが、今日は登山口まで結構な時間を要してしまうのですが「藻岩山」の秋を満喫してみようと「慈啓会病院」登山口へ向かいました。登山口横の駐車場には早朝から多くの車が駐車中です。
「藻岩山」登山道の道々には、秋に咲く花に遭えるでしょうか
「慈啓会病院」登山口から登って
札幌市でも南区や西区で毎日のように熊出没のニュースが後を絶ちません。この夏は猛暑の影響もあり、ドングリが不作しているのだそうです。「熊出没注意」をしっかり確認しリュックに鈴をつけ「藻岩山」山頂を目指しました。
最近、晴天の日が続いていますので登山道も歩きやすく、15分程登ると「日本初のスキーリフト跡地」の立て札が見えてきました。ここまでは、ほんの序の口です。まだまだこれからの道のりが長いのです。
ふと、登山道脇の草に目をやると縞模様のあるシダが魔に入りました。葉緑素が抜けてしまったのか、このような種類なのかはわかりません。
更に登っていくと、朽ちかけた樹木の上の方に大きなキノコを見つけました。
〜 樹木にへばりついているような大きなキノコ 〜
少々難所な地点で階段状の登山道が続きます。
少し緩やかな登山道になりました。
この辺りの山側に「ヤマアジサイ」のミニ群生地が続いています。
〜 外側の薄紫色の花を残した「ヤマアジサイ」〜
〜すっかり枯れてしまった「ヤマアジサイ」〜
もう暫く登っていくと、紅葉した「オオカメノキ」です。一番綺麗に紅葉しているように思われます。
〜 オオカメノキ 〜
岩場が暫く続きます。足を取られないように気をつけながら上を目指しました。「さあ、お疲れ様でした。」「藻岩山」山頂の建物が見えてきました。久しの「藻岩山」山頂です。
薄い雲が広がっていますが、青空の向こうに「恵庭岳」や「樽前山」を見渡すことができる大好きな景色です。
下山しながら
足元を見つめていると、紅葉している葉を見つけました。日曜日のせいか、男女や年齢をを問わず単独での登山者が多くみられました。そして、トレイルランニングをしている若者には感心させられてしまいました。
10月に入ってからの「円山」登山で、黄色い「アキノキリンソウ」や白い「サラシナショウマ」を見つけましたが、期待していた「藻岩山」の登山道脇では残念ながら遭うことはできませんでした。でも、爽やかな青空の下、秋をまとった「藻岩山」を十分に体感することができました。




















