10月も中旬になりました。湿度は低めですが、今日の最高気温は29℃にもなるという予報で、いまだに温かさが続いている10月です。さて、札幌市南区の「旭山公園」や西区の「宮ヶ丘公園」では熊出没のニュースが朝刊に出ていました。「円山公園」も時間の問題です。いつ、入園禁止になるのか分かりません。さらに、「円山」も入山停止されるかもしれませんので、今日の「円山」登山口の熊出没情報を確認してから登り始めました。
最近の暖かさで、初夏の花「ダイコンソウ」が咲いていた「円山」登山道
「円山」登山口までの道に「イチイ」(オンコ)が赤い小さな実を付けて
子供の頃、自宅の庭や近くの公園に「オンコ」の木があり赤い実がなるとつまんで食べていました。口に入れると大きな緑色の種がありほんのり甘くて少しねばねばしていました。今はそういうことは全くしないでしょう。あの頃は、排気ガスの影響などはほとんどありませんでしたから。
〜 イチイ(オンコ)の実 〜
「八十八ケ所観音像(北)」登山口から登って
イチイ(オンコ)の木を過ぎてから「八十八ケ所観音像(北)」登山口へ向かいました。
せせらぎの周りは、落ち葉でいっぱいです。
登り始めて暫くすると、これまで気づかずにいたのですが黄色い小さな花を見つけました。初夏に咲く花「ダイコンソウ」がこの時季にも咲いていました。最近の温かさで、初夏と間違えてしまったのでしょうか。
〜 ダイコンソウ 〜 この登山道では、後にも先にもこの一輪のみでした。
平坦な登山道にたった一株、「アキノキリンソウ」も咲いていました。
〜 アキノキリンソウ 〜
片側が崖のようになっていて、とても花などが咲いているとは思えないような登山道です。
もう少し進むとやたらと大きなキノコ「テングダケ」をみつけました。
〜 テングダケ 〜
その後、ひたすら歩き続けました。
さあ、「円山」山頂です。
一昨日の「円山」登山では曇り空でしたが、今日は真っ青な空が出迎えてくれました。
「円山」山頂には、三人の先客?がいました。英語で会話しています。西洋人かなと思っていましたら、東洋系の方のようです。下山しようとしていたので、日本語で「どこの国の方ですか?」と、話しかけてみたところ「香港。」と、返ってきました。なるほど英語のはずです。背の高い男性は、指で45歳と教えてくださいましたが、スキンヘッドでしたのでもっと高齢に見えました。ほとんど登山中にこちらから話しかける事はありませんが、つい明るさにつられてしまいました。
三人の後ろ姿を写真におさめさせていただきました。「円山」へ登ると、その度毎に花々との語りがあります。
















