上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で夏日が続いています。最高気温が30℃以上の真夏日は二日連続でした。明日は雨が降るという予報が出ていますので「円山」登山口へ向かいました。数週間前には、「北海道神宮」に近いせいもありサンダル履きや軽装で「円山」に登っている観光客が大勢いましたが、今日はいつもの静寂を取り戻している「円山」周辺です。川辺に咲く「アジサイ」はもう間も無く満開のようです。満開になる前の色合いに風情があります。
水色や薄紅色に咲く「アジサイ」の道を「円山」登山口へ向かいました
登り下り共に「八十八ケ所観音像 登山口」を利用して
草丈がグンと伸びている「オオハナウド」を下から見ると、たくさんの種をつけているようです。草丈が高すぎてその様子を写真には撮れませんでした。
〜 オオハナウド 〜
巨樹の根元に「コウライテンナンショウ」です。実が重そうになり頭をもたげ始めています。
〜 コウライテンナンショウ 〜
〜 コウライテンナンショウの実 〜 実の下の方の粒々がわかるようになりました。
山頂近くに生えている数本の「オオハナウド」です。上り始めた時にも数本ありましたが、数年前の「円山」には至る所に生えていたように記憶しています。やっと探しあてなければならない程になってしまった「オオハナウド」です。
〜 オオハナウド 〜
更に、これまで気づかなかった白くて細長い実が垂れ下がっている樹木がありました。
帰宅してから調べてみましたが、この植物の名前はよくわかりませんでした。
間も無く山頂という辺りの階段の下に、気にかけている「ネコノメソウ」です。
〜 ネコノメソウ 〜
山頂近くに生えている「オドリコソウ」を撮ろうとしていると蛇が出てきました。あっという間に退散してしまい、またまた、撮れませんでしたが、「オドリコソウ」の栗のイガのようなものに包まれた黒い種はしっかり撮れました。
〜 オドリコソウ 〜
「山頂」にて
岩場で休憩していると。涼しい風が通り抜けていきます。凍らせておいたペットボトルの水は、何と小さな氷を残し融けていました。でも、その水は冷たくてほっと一息入れることができ美味しかったです。
〜 凍らせておいたペットボトルの水 〜 殆ど融けてしまい縦長の小さな氷の欠片を残すのみとなってしまいました
あの、巨樹の根元に生えていた「ハギ」は?
巨木の根元の「ハギ」は随分生長し、花芽らしきものが見えています。
〜 巨樹の根元に生えていたハギ 〜
のんびりと「お一人様の山頂」を堪能できました
暫く「お一人様の山頂」でしたが、二人そして三人と登山者が増えてきましたので下山することにしました。ひと頃は観光客で賑わっていた登山道や山頂でした。自然に浸ることができる本来の姿を取り戻していた今日の「円山」です。