6月に入り、午前3時を過ぎる頃には太陽が東の空から昇り始めます。間も無く、夏至をむかえ一年で最も日照時間が多くなる日々が続きます。標高225mの「円山」は手軽に登れますので数多く登っていますが、先日の5月31日「もいわ山の日」でした。当日は行けませんでしたので標高531mの「藻岩山」へ登ってみることにしました。残念ながら、1日ずれてしまいましたが・・・。
雲一つない青空が続いている初夏の日に「藻岩山」に咲く花々を求めて
登り下り共に「慈啓会病院」登山口を利用して
早朝から登り始めたにも関わらず、駐車場は満車状態でしたので「藻岩山」への登山者は多いようです。案の定、登り始めると既に下山してくる多くの方々と挨拶を交わし合いながら登りました。ただひたすら登り続け山頂へ到達すると、幾つか設置されているベンチの片隅にやっと一人分のスペースがあったほどです。
「藻岩山」山頂
青空の向こう遥か彼方に、「樽前山」・「恵庭岳」・「風不死岳」が見渡せます。喉を潤しながら休憩しました。
山頂も混雑していますので、下山です
ただひたすら登って来ましたので、山野草を写真に撮りながら下山することにしました。「登山口」から「山頂」までの登山道脇には花軸がのびている「クルマバソウ」が咲いています。
〜 クルマバソウ 〜
「マイズルソウ」の花は、丸く膨らんで咲いているように見えます。
〜 山頂付近のマイズルソウ 〜
〜 登山口付近のマイズルソウ 〜 葉は丸みを帯びていて、花茎が伸びています。
〜 ヒトリシズカ 〜 上記と葉の艶が異なります。
〜 たくさんの小さな白い花をつけたミズタガラシ 〜
〜 マイズルソウ 〜 葉が長細いようなので調べてみたところ、これもマイズルソウでした。よく目にする上記のマイズルソウはもう少し葉は丸みを帯びています。
〜 タチツボスミレ 〜 かろうじて一輪の咲いた花を見つけました。
〜 ニリンソウ 〜
〜 コウライテンナンショウ(マムシグサ) 〜
〜 クロバナノエンレイソウ 〜 実はまだ黒色に熟していないようです。
好天に恵まれた6月の第一日曜日でもあり
途中、休憩を取らず一気に「藻岩山」山頂へ到達し、下山中にのんびりと花々をカメラにおさめてみました。今日は好天に恵まれた日曜日でもあり、男女を問わず中高年登山者、中学生や高校生の団体さん、親子連れ、グループで等、「藻岩山」登山者の多い日でした。実際に数えてはいませんが、数百人の登山者で賑わっていた「藻岩山」です。