「円山公園」は休日ともなると、「ソメイヨシノ」や「エゾヤマザクラ」のお花見をする大勢の観光客で賑わっています。前回の「円山」登山は開花が始まった頃でしたが、「エゾヤマザクラ」は散り始めた花弁が桜吹雪のように根元をピンク色に染めています。
桜のシーズンも終盤となり、桜吹雪が舞う道を「円山」登山口へ向かって
「八十八ケ所」(北)登山口へ向かう道に
「マイズルソウ」のミニ群生地がありました。蕾らしきものはまだ見当たりませんが、見られるのももう間も無くでしょう。艶々とした葉が可愛らしいです。
〜 マイズルソウ 〜
数株しかありませんが、「オオウバユリ」の幼葉が生長し葉の色が赤みを帯びた色から濃い緑色になっていました。
〜 オオウバユリ 〜
「八十八ケ所」(北)登山口から登り始めると
登り始めると、「円山」登山道のここにだけみられる「クロバナノエンレイソウ」です。
〜 クロバナノエンレイソウ 〜
更に、数株の「タチツボスミレ」も咲いていました。
〜 タチツボスミレ 〜
平坦な登山道に差し掛かかり
大きな花を咲かせていた一株の「フクジュソウ」は実をつけ始めていました。
〜 フクジュソウ 〜
そして、枯れ葉の間から「円山」登山道であまり見ることができない「ヒトリシズカ」です。
〜 ヒトリシズカ 〜
下り坂が続いていくと、昨年みつけて感動した「クルマツクバネソウ」です。葉が4〜7枚なのが、不思議です。
〜 クルマバツクバネソウ 〜
白色の星型のような花「ニリンソウ」は、二つの花をつけますが同時に咲くのではなくまず一輪咲いて次に二輪目が咲いていくようです。
〜 ニリンソウ 〜
春先の登山道は「エゾエンゴサク」の花ロードでしたが、今はかろうじて数輪を残すだけとなってしまいました。
〜 エゾエンゴサク 〜
前回の「円山」登山で見つけた「ネコノメソウ」です。茎がヒョロヒョロと伸びました。
〜 ネコノメソウ 〜
晴天に恵まれた「山頂」です
「円山」山頂付近で
単子葉植物かと思われますが、調べてみたところ「ヘアリースゲ」とありました。「ヘアリースゲ」のミニミニ群生地のようです。
〜 ヘアリースゲ 〜
今回の「円山」登山では、登りながら珍しい花々を写真に収めることができました。これまでは足を止めず一気に登り、下山しながら写真に収めていましたが、最近は登りで撮る方が多くなりました。「円山」には、何度登っても登るたびに新しい発見があります。