早朝、ポカポカ陽気に誘われて「円山」八十八ケ所登山口へ向かうと川べり一帯に「クロッカス」が咲いています。花が咲く季節の訪れを表している「クロッカス」。薄紫色や白色の「クロッカス」は、多くの道行く人々がカメラを向けたくなるほど和ませていました。冬場の凍結路面を避けてチカホを利用しそれも習慣化していましたので、季節の変化からすっかり遠ざかっていました。
登山道に咲く早春の花々を期待しながら、「八十八ヶ所」登山口から登って
「八十八ケ所」登山口辺りは雪解けが進み、スノーアイゼンを持参しましたが装着の必要もなく歩けました。
「フクジュソウ」が咲いていて
登山口を過ぎた辺りで、登山道脇に咲いている「フクジュソウ」を見つけました。晴れの日が続いているので、花は大きく開いています。
暫く進むと、登山道にはまだ積雪がありましたが、何とかスノーアイゼンを付けずに登山靴のままで登れました。山頂近くになると、積雪が幾分多くなりましたが残雪を避けながら登り続けました。
「山頂」が見え隠れするようになり、もう間も無く「山頂」です。
山頂では
岩場が見えてきました。
山頂へ到達!です。
抜けるような青空の向こうは春霞でぼんやりとしていました。
お一人様でしたので、いつもの様に喉を潤しながら山頂からの眺めに暫く浸っていました。
下山しながら
ひとりから二人、そして三人と山頂が賑やかになってきましたので下山を開始しました。積雪がないので軽やかに下山でき、登りでは「フクジュソウ」以外は気づかなかった花々に目がいく様になりました。
「エゾエンゴサク」が咲いています
薄紫色や水色の「エゾエンゴサク」です。
下山していると
間も無く「八十八ケ所」登山口という辺りで、これから登っていこうとする知人にばったり会いました。全くの偶然!です。登山をしているという話を全く聞いてはいない知人でしたので、驚いてしまいました。どうやら初めての登山が「円山」だったようです。下山した後に落ち合う約束をして別れました。
知人との会話の中で、春先には「円山動物園側」登山口から登ると登山道脇に花々が多く咲いていることに気付かされましたので、日を改めて登ってみようと考えています。