登山口までは踏みつけ道が続き、横を流れるせせらぎの土手には雪が深く降り積もっています。まだまだ、冬真っ盛りの様相です。
一週間ほど前の「円山」登山では、この橋から流れを見ると凍てついていて流れは氷の下になっていましたが、その面影は殆ど見られませんでした。1月は暖冬気味で、2月に入ると寒さは例年並みの冬らしい気温が続いていますが、ほんの少しずつ春は近づいているのでしょう。
澄んだ青空の下、山頂から眺める景色に期待を込めて
登り下り共に「北」登山口を利用して
真っ白い雪を一歩一歩踏みしめながら、上を目指しました。時折、今日も野鳥の囀りが響いています。改めて低山とはいえ登山の良さを感じてしまいました。登山道が平坦になり、ふと辺りを見渡すと巳年に相応しい樹木を見つけました。前回の「円山」登山で見つけた樹木より一段と大蛇に見えてしまうと、勝手に想像してしまいました。
〜 大蛇に見えませんか? 〜 写真が少しズレてしまいましたが・・・
平日なので、行き交う登山者はまばらですが挨拶を交わすだけのお馴染みの方に数名お会いしました。勝手にネーミングしている「ネクタイさん」や「黄緑色のウエアーの方」・「藤色のウエアーの方」など・・・。皆さん、お元気です。
さあ、後ひと頑張りで山頂へ
もうひと頑張りです。見上げると山頂付近の幹は細くても高さは見上げるほどもあるあの樹木が見えてきました。
左に「円山」の守り神の石塚です。
「円山」山頂へ、到達しました。
はて?山頂の岩から少し下がったところに丸いものが見えます。何でしょうか?
三体の可愛らしい雪だるまでした。「ヤマアジサイ」の花に囲まれています。
今年になってからの「円山」登山では、山頂はいつも賑わっていてそそくさと下山していましたが、何と今日はお一人様のようです。心の中で「やったー」と叫び、「今日も頑張れた」と、達成感を味わいました。
下山しながら
冬山なので登山靴にアイゼンをつけていると、下山は登りよりスムーズです。山頂では、暫くお一人様を味わうことができましたが、下山しているとどんどん上を目指す登山者が次から次へと・・・。丁度良い時間帯だったようです。雪だるまさん、山頂でまたお会い致しましょう。