10月も下旬になると、朝夕めっきり冷え込むようになりました。先日の初雪は殆ど気付かずにいたのですが、最近では一雨毎に気温が低くなっていくのがわかります。札幌近郊の「手稲山」の山頂付近が白くなっています。「円山」は黄葉が進みところどころに紅葉も見られるようになってきました。十日振りの「円山」登山です。
「円山」山頂を目指してカサコソと落ち葉を踏みしめながら登山道を進み
登り下り共に「北」登山口を利用して
「北」登山口から登ると登山道は一面落ち葉で敷き詰められていました。勾配のある登山道から、平坦な登山道になり周りを見渡す余裕が出てきました。殆どの樹木は黄葉しています。稀に紅葉した樹木が見られますが、「ヤマブドウ」のツルが他の樹木に巻き付きそれが紅葉しているようです。
間も無く「山頂」です。青々とした樹木もまだ健在で、すっかり黄葉し切った訳ではなかったようです。
山頂から
山頂からの眺めは、うっすらと霞んで見えます。
あの太い樹木の根元に咲いていた「キバナノアマナ」はどうなっているのでしょうか。興味津々です。
花は「タンポポ」と同様に綿毛に変化し今にもて飛んでいきそうな「キバナノアマナ」です。
〜 「キバナノアマナ」 〜
もう一株の方は、綿毛ではなく花の終わりかけのようです。
咲いていた花はこの「キバナノアマナ」だけでした。
すっかり葉を落としてしまった太い樹木の枝にたった一枚風に揺れている葉がありました。
〜 一枚だけ落葉せずに・・・ 〜
下山しながら
下山途中、改めて足元を眺めると綺麗に紅葉した「ヤマブドウ」の葉です。立ち止まって見つめていると、赤色・黄色・茶色・そして微妙な色で美しい紅葉となっているのがわかります。
紅葉は、一枚の葉の外側から少しずつ色づき葉の内側へと進んでいくようです。この時季の紅葉にはそれがよく表れていました。
「カエデ」の樹木でも
〜 外側から紅葉している「カエデ」の葉 〜筋が際立っています。