数日間、秋の日差しが眩しい日々が続きそうです。祝日「秋分の日」も朝から快晴で、どこまでも続いている真っ青な空です。その秋晴れに誘われ「円山」に登ってきました。登山口に差し掛かると、早朝にもかかわらず早くも下山してくる大勢の登山者と遭いました。最近、近くの「北海道神宮」辺りにクマ出没というニュースがあり心配していた「円山」登山ですが、これだけ多くの登山者が下山してきますので、「円山」にその不安はなさそうです。
「コウライテンナンショウ」(マムシグサ)の実は色づき始めていましたが、その後、実の色はどのように変化して?
登り下り共に「北」登山口を利用して
間も無く山頂という辺りに水色の花「トリカブト」が咲いていました。
〜 「トリカブト」 〜
この辺りに咲く「トリカブト」に出逢うと、山頂はもう間も無くです。
山頂が見えてきました。
「山頂」では
今日の「円山」山頂は満員御礼のように大勢の登山者が山頂の岩場にそれぞれのポジションを取り、登頂の余韻に浸りながら休憩しています。そのような光景を目にしながら、短時間で喉を潤しました。前回、飛び交っていたトンボの姿はもう見られません。山から街場へ移動してしまったのでしょうか。
「山頂」からの眺めは
「円山」山頂では、岩場から少し離れたところからの眺めが大のお気に入りスポットです。
樹木の根元に咲く小さな「アキノキリンソウ」はまだ花を付けていますが、次回の「円山」登山にも咲いていることを願うばかりです。
〜 「アキノキリンソウ」 〜
下山しながら
山頂から少し離れたところに、「トリカブト」のミニ群生地があります。
〜 「トリカブト」の実 〜
〜 「トリカブト」 〜
下山しながら「コウライテンナンショウ」を注意深く観たところ
前回の「円山」登山で色づきはじめた実をつけていた「コウライテンナンショウ」(マムシグサ)は全くその姿形が見当たりませんし、掘り返され土がならされた跡のようです。やはり信じたくないのですが、盗掘かもしれないと思うと、残念で仕方がありません。周りの小さな株を残すのみとなっていました。
実の色づきを楽しみにしていた「コウライテンナンショウ」は姿形が全くなくなり、周りに生えていた小さな株、数株を残すだけとなっていました。
〜 「コウライテンナンショウ(マムシグサ)」 〜
滅多に見られない貴重な植物は、目で見るだけ・写真に撮るだけにしてほしいものです。生長を楽しみにしている山好きな一般人もいます。研究のため、認可を受けている学者さんや研究者の方へは、偉そうなことは言えませんが。
春には、登山道の少し離れたところで「クルマバツクバネソウ」も大きな株ごと根こそぎ亡くなっていましたから・・・。