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日記

『講演「カルチャートーク 道内百貨店のあゆみ」』 定員40名中、応募者が百何十人もいた中から当選して

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一ヶ月ほど前、広報誌に『講演「カルチャートーク 道内百貨店のあゆみ」』について、以下のように載っていました。

* 定員は40人(応募者多数の場合は抽選、参加料 無料)、受付は8月9日までに電話・ファックスまたはホームページ(いずれも9時〜17時)で。開催日の一週間前を目安に当選者のみに連絡。

まさか当選などする訳はないだろうと期待しないでいたところ、8月13日に当選したという電話が入りました。百何十人の中から40人の当選者の一人でしたので思わず「ありがとうございました。」と、言ってしまい頭を下げていました。

日本に百貨店という業態が誕生して約110年。その歩みと現況を講演

資料より引用して:

商品の販売のみならず、さまざまな文化の発信源にもなっている百貨店。しかし、世の中や消費動向の変化により、その在り方は変わってきています。そんな百貨店の歩みと現況を見据えて、講師が百貨店について語ります。

○ 日時 : 8月23日(金)13時30分〜15時

○ ところ: 北海道資料館

○ 講師 : まち文化研究所  塚田 敏信氏

文化・芸術に親しむイベント

演題 道内百貨店のあゆみ

昭和36年当時、デパートの屋上にはステージがあり芸能人がきていた。

昭和46年札幌冬季オリンピック前年の「三越」には大きなサンタクロースが掲げられていました。

 

当時の札幌駅と「五番館」です。「五番館」の前身は、「札幌興農園」として、1899(明治32)年創業です。

「西武百貨店 札幌店(旧・五番館西武)」閉店2009(平成21)

札幌の「三越」と「丸井」以外の主なデパートの推移

○「札幌ステーションデパート」1952(昭和27)年開業、1999年閉店

○「サンデパート」1962(昭和37)年創業、1983(昭和58)年閉店

○ 百貨店「丸ヨ池内」1965(昭和40)年開店

○「丸実デパート」1966(昭和41)年開店、?

○「コスモ(現・札幌ナナイロ)」1969(昭和44)年開店

○「さっぽろ東急百貨店」1973(昭和48)開店

○「札幌パルコ」1975(昭和50)開店

○「ヨークマツザカヤ」1979(昭和54)開店、1974閉店

○「プランタン新さっぽろ(現・カテプリ新さっぽろ)」1982(昭和57)開店、2009(平成21)閉店

○「ロビンソン百貨店札幌店」1994(平成6)開店、2009(平成21)閉店

○「金市舘」開店1934(昭和9)開店、「ラルズプラザ札幌店(旧・金市舘)」2014(平成26)閉店

*バブル期、札幌には多くのデパートがありました。

 

日本の百貨店は、「三越」に始まり

百貨店の原点はフランスのブシコス夫妻と言われ、紙幣の肖像画にもなっています。ブシコスはエッフェル塔を設計した人です。明治政府はヨーロッパに派遣した若者に数々の新しき文化を学ばせてきました。江戸時代の大判小判などから紙幣という通貨もその一つです。

1870年?江戸時代からの「三井呉服店」の「三」と「越後屋」の「越」で合体して、店名は「三越」となりました。「札幌三越」は、1932(昭和7)年開店です。

世界で最初のデパート

〜 ブシコス夫妻 〜

ボンマルシェというデパートです。

 

 

札幌 、初期のとあるデパートのエレベータースイッチ

当時のエレベーターボタンは、「のぼりたい」と「おりたい」でした。今ではちょっと滑稽です。

 

楽しめたデパートの包装シール

デパート買い物をすると包装紙で丁寧に包んで、最後にシールで止めました。現在は、ビニール袋や紙袋が多くなりました。

 

「北海道物産展」は、日本各地のデパートで人気な催事として

百貨店は地方の文化を伝えました。現在でも日本各地のデパートで行われている「北海道物産展」は、大人気です。

 

札幌で最初にデパートとして発展させた店

「秋野総本店薬局」という、薬屋さんからです。薬局なのですが様々な品物が売られています。丸井と同期生です。

 

現在も、丸井さんの地下食品売り場には「佐藤水産」が

「佐藤水産」は、「五番館」の中の一店舗でした。今は独立しています。

 

懐かしい包装紙

 

ニューギンザ のクリスマスプレゼント用包装紙

 

丸井さんの初期の包装紙

丸井今井(丸井さん)は、「今井呉服店」として1874(明治5)年創業です。

 

 

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