いつもの散歩道を北方向へ歩みを少し」延ばしてみました。人通りは多くないものの広々とした公園が広がっていました。「どんぐり公園」です。今日は見られませんが、のびのびとサッカーや野球といったボールゲームができそうなくらい広いです。詳しくはわかりませんが、現在、公園でのボールゲームなどは禁止になっている公園があるようです。嘗て、授業が終わるとこのような広場で一日中遊んでいた頃が懐かしく思い出されました。
この辺りは古くからの住宅街なのでしょうか。平屋建ての家屋と比較的新しい高層マンションとが建ち並んでいる住宅街です。比較的大きな樹木・大木に取り囲まれている「どんぐり公園」です。
「どんぐり公園」の赤紫色の花をつけている樹木「セイヨウトチノキ」に導かれたように
桜のシーズンからバトンタッチ。赤紫色をした大きな房の花を間近で見ようと寄ってみると、見上げなければならないほどの高さの樹木です。「セイヨウトチノキ」でした。一つの花そのものを写真に撮ろうと枝を折らないようにしながら、何とか収められました。
「どんぐり公園」では「セイヨウトチノキ」が一際目立っています。
〜 「セイヨウトチノキ」 〜
向こうの木には白い花が咲いています。どんな花なのでしょう。近寄ってみると四つの花弁の「ヒマラヤヤマボウシ」でした。花は真っ白ではなく、黄色味を帯びた白色をしています。
〜 「ヒマラヤヤマボウシ」 〜ツンとおすましして立っているような花です。
戻ってよくみると、看板の下には「アジサイ」が植えられていました。
「アジサイ」は葉が大きくなり真ん中に蕾が見られますが、開花する楽しみはまだ後でしょう。
〜 「アジサイ」 〜
公園内を見渡すと白い花をつけている樹木もあります。
〜 ヤマボウシ 〜「ヒマラヤヤマボウシ」の花より小さめです。
〜 ヒマラヤヤマボウシ 〜 ヤマボウシより花が若干大きめで真ん中が黄色味を帯びていますので、「ヤマボウシ」との違いがわかります。葉の方は垂れ下がっていますが、花はしっかり上を向き気品があります。
〜 ニセアカシヤ 〜 花は終わり、既に実をつけて房のように垂れ下がっています。マメ科植物なので、一粒の実はえんどう豆のようにサヤ状です。
興味深く数種類の花々を観察できた「どんぐり公園」
赤紫色の花「セイヨウトチノキ」に招かれるようにほかの樹木にも注目してみた「ドングリ公園」でした。買い物に便利な1階「コープさっぽろ桑園店」・2階「無印良品店」に近いので、買い物がてらに季節ごとの樹木の変わりようを見られる「どんぐり公園」です。