ゴールデンウィーク中は、幸いにも五月晴れが続きます。爽やかな朝の光を受けて「円山」に登ってきました。登り始めると「エゾエンゴサク」がちらほらと姿を表し、気づくと「エゾエンゴサク」の花ロードです。山頂まで続いていました。
〜 薄紫色や青色、水色の「エゾエンゴサク」 〜
「エゾエンゴサク」が咲き誇る登山道を「円山」山頂目指して
登り、下り共に「北」登山口を利用して
早朝登山でしたので、登山者は限られているだろうと思いましたが、下山してくる登山者がいつになく多いので、さすが晴天が続くゴールデンウィーク!と、思いました。
萌黄色に色づいた山頂でのこと
間も無く山頂です。朝日で岩場が萌黄色に輝き、メインの山頂岩場には20人近くの登山者で賑わっています。おにぎりを食べていたり、談笑したりとこれまで見たことがないような「円山」山頂です。岩場の下の方で喉を潤していると、上の方から会社の若いビジネスマンと上司かと思われる会話が耳に入り何気なく聞いてしまいました。
上司「デスクワークと山、どっちがいい?」
若いビジネスマン「勿論、山です。」
毎日、自宅と会社の往復で気分転換にと登山経験のある上司の方は、デスクワークから解放し気分転換にとお誘いしたのかもしれません。上司の方はデスクワークと、期待していたのでしょうか。にも関わらず、若いビジネスマンは正直に答えていたようです。お顔を見た訳ではありませんが、会話からそう捉えてしまいました。
下山時
下山しかかると、登りの時、辛いのか登山道に座り込んでいた就学前かと思われる男の子が母親より先に元気一杯登ってきました。あの時は「登りたくない。」という表情が顔に出ていましたから。
「こんにちは、すぐそこが頂上ですよ。」と二人に声をかけ、優しそうな母親と会釈を交わしました。
「円山」登山道は『「エゾエンゴサク」の花ロード』
〜 時折咲いている「ニリンソウ」 〜
〜 一株見つけた「エンレイソウ」 〜
登山道は、今、『「エゾエンゴサク」の花ロード』です。その中に「ニリンソウ」や「エンレイソウ」が咲いています。「エゾエンゴサク」は花の盛りを間も無く終えようとしているかのように思われます。先程のお子さんの様子を思い浮かべ、我が子が幼かった頃に「樽前山」初登山した時のことを思い出してしましました。