私用や天候不順で遠ざかっていた低山登山です。近くの「藻岩山」や「三角山」は熊出没騒動ニュースで未だ敬遠しています。早朝は厚い雲に覆われていますが、徐々に回復に向かうという気象情報なので「円山」登山です。先日も準備万端で玄関先へ出向くと、突然の降雨・・・降雨予報はなかったものの秋空は気まぐれでした。止むなく断念です。そのような日々が続いていました。
季節は移ろい、晩秋から初冬へ向っている「円山」へ
登山口までは銀杏並木が続きますが、6割くらいは葉を落とし歩道は銀杏の葉で黄色い絨毯が引かれているようです。「円山」山頂を臨むと、あの緑色に覆われた山頂はどうやら茶色一色に見えます。
僅かに溶けずに残っていた山頂の雪
いつものパターンで山頂着です。平日なので数人の登山者でした。爽やかな風が時折吹いている山頂の岩場で休憩です。やはりここ二、三日降った雪が僅かながら残っていました。冬へ向かっているので、雲は多めですが遥か遠くまで見渡すことができました。
晩秋から初冬の山頂とは思えないような「円山」です。
下山途中、平坦な登山道で
登りは殆ど足元ばかりを見つめていますが、下山時は周りを眺める余裕が出てきます。
平坦な登山道に出たところで、樹木の間から見え隠れし山頂付近が白くなった「手稲山」が臨めました。
古木の根元に溶けずに残っている雪です。
カラフルな「カシワ」の葉が晩秋の登山道に彩りを添えています。近づいてみると緑色、黄緑色、黄色、ピンク色、茶色、紫色と色取り取り。
登山口に近づくにつれ雪の姿は全く見えない晩秋の佇まい「円山」です。太い幹に黄色の葉がポイントになっていました。ついこの間まで、北海道とは思えぬ暑い夏が続いていました。けれども季節は足早に晩秋から初冬へと向かっています。登山道は幾分ぬかるみが多くなりました。