登山日和に誘われ「藻岩山」を目指すことにしました。登山口までは1時間ほどのウオーキングですが、足慣らしと考えると苦にもなりません。「慈啓会病院」横の坂を上りながら、お花見ができるのでこの季節にこの坂を歩くのが大好きです。
「藻岩山」の初夏に咲く花、運が良いと「シラネアオイ」に期待して登ってみると
「慈啓会病院」登山口から
「慈啓会病院」の桜が満開なので、お花見気分に浸りながら登山口に到着しました。一歩足を踏み入れると、そこは満開の「ニリンソウ」と「エンレイソウ」の登山道です。花の盛りを終えつつある「エゾエンゴサク」がチラっと顔を見せています。貴重な「ヒトリシズカ」を見つけました。
〜 「すもも」の木の根元に咲く「ニリンソウ」 〜
〜 「ヒトリシズカ」 〜
ここまでは、登山道脇にさく花々に疲れを忘れさせられながら登り、スキールフト跡地へ辿り着きました。
スキーリフト跡地から
平坦な登山道に心身が落ち着いてきました。「ニリンソウ」そして「エンレイソウ」と「エゾエンゴサク」が咲く登山道です。急騰の階段状登山道が見えてきました。花たちに癒されながら気持ちを引き締めなければなりません。未だ、僅かですが登山道脇に残雪です。
〜 「ニリンソウ」 〜
〜 「エゾエンゴサク」 〜
〜 「ガンソク」 〜華道であしらいとして使われ珍しいものです。
やった〜、「シラネアオイ」です
急坂を登り切ると「馬の背」です。やれやれと思う暇もなく急坂が表れ、その後の平坦な登山道に安堵しながら歩いていると一株の「シラネアオイ」です。蕾が開花しつつあるところで、この陽気で間も無く満開を迎えるでしょう。「藻岩山」ではここでしか見られない「シラネアオイ」に大感動です。「フッキソウ」や「ヒメイチゲ」？にもあえました。
〜 「シラネアオイ」 〜
平坦な登山道は日当たりが良く笹が生い茂っています。
〜 「ヒメイチゲ」 〜
〜「フッキソウ」 〜
〜 「オオバナノエンレイソウ」 〜
〜 「スミレ」 〜
山頂にて
岩場が多くなり頂上が近いことを物語っています。「藻岩山」は初夏の花にあえる最高の季節です。「シラネアオイ」にあえたとは・・・！感慨に耽りながら山頂着です。水分補給し山並みを眺めながら上りでの出来事を振り返りました。２〜３日ずれていたらこのチャンスは訪れなかったかもしれないのです。「シラネアオイ」は山野草の女王様、滅多にそのお姿を拝見することはできませんので。